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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

アメリカの節約家が絶対しないこと

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ニャンタは招き猫ニャ。僕は買い物なんてシニャ〜い。興味ニャ〜い。でも幸せニャイ!うちのしもべはいつもお金のことを話しているけどニャンで?金は天下の周りものだニョ!

ネット上で「絶対買わないもの」とか「絶対しないこと」などについて語っているサイトがたくさんある。

今回は、節約のために我が家がしていないことと、していることをご紹介したい。

 

1。自動車をローンで買わない。特に新車。

自動車というものはおそらく不動産の次に高い買い物だ。だが長く維持していても土地のように価値が上がるわけではない。反対に買ったその翌日からどんどん下がる。だから本当の意味で消耗品だ。従って新車を買うなど経済的な理由からなら無駄な行為と言える。我が家は新車を買ったことがない。比較的走行距離が(許せる範囲で)少ない10年以内の自動車を現金で買うことにしている。中古車はメンテナンスをきちんとしないといけないが夫が得意なので問題ない。燃費のためにハイブリッド車を購入することが多い。

もしお手頃だが現金では買えそうもない自動車を見つけたなら、ローンを組むことも考慮されるが、利息が2%以下でないと検討外。

 

2。不動産の支払いは、最低支払い金額ではなく、余計に払う。アメリカでは月に2回別払いをする(1回の支払額を2回に割る)と総合的に払う利息が減るシステムになっている。だからそうしている。さらに数年前から支払いをだた2回にするだけでなく金額も二倍にし、支払いスピードを加速している。あと8年で払い終わる予定!

 

2。銀行口座の残高を常に把握し、それ以上の出費を避ける。

買い物をした日は毎晩残高に目を通し記録することを忘れない。

 

3。予算を立て予算に忠実であることを忘れない

毎月必ず自分の家の家計を評価し今後の対策に役立てる。

 

4。新品のものを買わない。

これには服と家具と工具とあらゆるものが含まれる。

体に身につけるものは下着と靴下のみが新品。残りは人からタダでもらったものか、リサイクルショップで品質の良いものを買う。流行に飛びつかない。

家具は基本的に全部タダがタダ同然。見た目が悪いものは修復するか小細工をして改善。DIYに使う 工具は中古だが木材は新品が多い。タイルなどは大セールかタダでもらう。

 

5。床屋、美容院に行かない。

家族全員の散髪、パーマ(しないけど)、髪染め(最近はしないけど)を私が担当する。今のところ問題なし。

 

6。化粧品を買うのは年に一度以上はしない。

私が買うものは、ナチュラルファウンデーション(約1500円)とナチュラル口紅(約600円)とその1ドルショップ(百均ショップ)のマスカラ(約100円)のみ。完全になくなるまで使う。

化粧落としは台所のココナッツ油。洗顔用石鹸など買わない。蜂蜜で洗う。

 

3。外食を避ける。

外食は、知り合いや職場の人から頂いたレストランのギフトカードを使いタダで実行。これ以外はなし。お昼は全部お弁当を持参する。例外は日本からお客様が来た時のみ。

 

4。クレジットカードはなるべく使わない。でもどうしても使わない時があるならその時はすぐに使った金額を支払う。

請求書が来るのを待たない。こうすれば支払いを忘れないし、利息を支払うこともない。

 

5。周りの人と足並みを合わせない。比べない。

他の人になんと思われようと関係ない、と自分に言い聞かせる。中身で勝負!

 

6。借金をたくさん抱えているにもかかわらず身の程知らずの生活を営んでいる人とは付き合わない。(うちの息子の事。大汗。)

 

7。ホットで豪華なバケーションに行かない。

行くなら、キャンプや近場ですませる。我が家は夫の学会の関係で他州に行く機会が多くあり便乗して行った。だからかなり安くすませることができた。他に友達の所有するキャビンをタダで貸してもらったり、シーズンオフという手もある。冠婚葬祭のついでにちょっと観光をするということもあった。だが基本的に「楽しむだけのための」旅行には行かないことになっている。

 

8。品物の金額を比較してからでないと買わない。

当然だが、時間がなかったり「惚れてしまった」場合は比較なんて考えはどこかに消えてしまっているのが普通。何事も分析して対応。まあ失敗もあるが。

 

9。退職金を貯めることを怠らない。

借金があるなら、借金を一刻も早く返すことに集中し、その後貯金に集中。貯金の一部が退職金に回る。資産を増やすために投資も考慮。

 

10。生命保険を無視しない。

一回申し込んでも、そのままにしておかない。最低1年に一回は見直す。

 

11。食べ物を無駄にしない。

当然だが残り物を無駄にしない。期限前に使うように気をつけている。人からの頂き物はありがたく頂戴する。食べきれない場合は冷凍。

 

12。新品の本を買わない。

最初に図書館を通して借り、その後かなり気に入って今後も頻繁に読む物なら中古品を買う(図書館で年に何回かセールをしていて一冊25セント(30円)で買っていた)。音楽のCDなどご娯楽に関するものも買わない。

 

13。安売りの時に余分に買うことを忘れない。

いきなりなくなって店に走っていって慌てて買うなら値段比べや品比べをする余裕がない。 ストックアップをしておくとちょっちゅう買い物に行かなくて済むので、その点でも節約につながる。ここは大雪が降るので家に何日も缶詰になった時にも困らない。

 

14。値段は可能なら交渉することを忘れない。

日本人は「失礼だから」とか「恥ずかしいから」とあまりやりたがらない行為だが、我が家は自動車や傷物などは交渉する。たくましい中国人を見習うべき。

 

15。お金が出て行くだけの趣味を持たない。

趣味は、目に見える何かをもたらす類及び生産に繋がることにする。例えば健康とか食物とか。

野菜作り、服作り、家具作り、料理、運動などが趣味なら、お金が出て行くだけでなくプラスの部分がある。一般的に人は自分の心の欠陥を埋めるために趣味を持ち、多くの場合は外部からの刺激を求めるような娯楽活動に時間とお金が費やされる。これだと一時的に楽しいような感じがするが、それはいずれ飽きてしまうので継続することに虚しさを感じる。経済的にも賢明ではない。趣味が収入や節約につながらせるようにするといい。

 

16。スポーツジムのメンバーにならない。かっこいい運動着も買わない。

その辺の道を走っていればよろしい。筋トレ?掃除とか片付けとか家財修復とかで十分トレーニングになる。肉体労働をすれば良いのだ。服なんて動きやすければ別になんでもいい。靴は足を守ってくれるものならそれで十分。私のジョギングシューズは3ドルだが(350円くらい)全然問題なし。

 

17。感情に任せて買い物をしない。

最低1日待つ。買いたいものは、必需品であるか、ただ欲しいだけか、一日待って(できるなら1週間待って)よくよく考える。大体が熱が冷めて買わなくなる。

 

18。健康を犠牲にしてまで節約をしない。

アメリカではラーメンが異常に安いので学生などこればかり食べている人が多い。でもこれで体を壊したら医療費でもっとかかることになる。なんのための節約か。だからここは妥協できない。だがすべてオーガニックで行くと食費だけでかなりの金額になる。

従って自給自足できる面は実行し、残りは足りない頭をひねるしかない。

我が家は果物の木が何本もあるので、実をジュースにしたり冷凍させて食用に使っている。野菜は家庭菜園と庭に食用にできる植物が沢山生えているのでそれも利用している。全部オーガニックである。

残りはファーマーズマーケットという地元の農家が出している青空市(冬は建物の中)でオーガニックの野菜を買う。肉類も、ホルモンなどの入っていない種類をスーパーのセールの時にまとめ買いをして冷凍庫に保存。

 

19。光熱費を下げることを忘れない。

アメリカ人は家の中の温度を快適に保つことに余念がない。だから冬でも家の中でTシャツでいられるのだ。我が家は人がいない昼間は温度を下げ、夜はちょっとあげるが、それでも寒い。抜くことができるコンセントは全部抜いてから就寝する。

夏は日本人にとってはちっとも暑く感じられないので冷房などつけない。夫はそれでも暑い暑いと文句を言いすぐ冷房を入れる。その都度私がさらにブツクサ言いながら冷房を止める。会社も冷蔵庫の中身のように寒い。この理由で私は「夏服」というものに無縁である。夏でも長袖長ズボンのみ。絶対電気代の無駄!資源の無駄!

 

19。常に学び情報を収集することを怠らない。

これは結構難しい。だかきちんと実行している人は明らかに経済に反映している。

 

まとめ

もっとあるかもしれないが、大まかなところではこのくらい。

ほとんどが常識なのだが、実行している人は少ないはずだ。

言えることはこのくらいすれば経済的自立を図ることは可能だと思う。

もっとも大切なことは17番目の、感情に任せて買い物をしないということで、この項目が他の全項目の基盤であると思う。

 

ご存知のように、

感情が私たちの理性を支配するため(例:恋愛)そこから問題が多発する。

考える高等動物である人間がなぜできないのか。実に謎。

感情を理性に従わせることさえできれば多くの問題を解決できることだろう。

ただ、それも分かっているけどできないのが人間なのだ。

どっちが主人なのか。

全くもって

困ったものだ。

 

 

 

 

スクルージおじさんにならないといけない理由

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クリスマスキャロルのしみったれスクルージ。(出典:https://www.blackenterprise.com/chicago-public-schools-as-scrooge/be_ebenezer-scrooge-disney-wikia/

うちはクリスマスキャロルのスクルージのようだと思われるかもしれない。

でももし我が家も普通のアメリカ人のような消費生活を送るなら

かなり怖いことになると予測できるので

心して真似をしないようにしている。

 

周りのアメリカ人

頻繁に外食し

(一般的に女性が料理が下手+作りたくない+外食の雰囲気を楽しみたいから)、

セールという言葉に弱く、

着れない服(痩せた時に着る予定)を何着も買い、

何十足もの靴を所有し(服の全色/全スタイルに合わせた種類と数を揃える)、

立派な調度品で家を埋め(自分は金持ちだと自慢するため/見せびらかすため)、

毎年バケーションに(何度も)必ず行く(逃避と自慢のため)。

大陸横断することもあるので飛行機代は海外に行くのとあまり変わりがない。

全部クレジットカードでの支払い(現金がない)。

人生をエンジョイすることが重要なので先のことは心配していないようだ。

でも人生をエンジョイするのはいいことで払える経済能力があるなら別に構わない。

問題はそうでない場合。

払える能力があっても、借金を払い終わっていないのに仕事を失ったりということもあり、そうなると個人破産になる。

収入の範囲内で生活するというよりも、限界ギリギリで生活する人の数がすごい。

貯蓄額が少ない。

 

こういう風に生活していて彼らはなぜ不安にならないのか非常に不思議だ。

きっと買い物依存症なのでしょう。

Shopping for shopping sake(買い物自体のための買い物)というのは中毒症の人がやっていること。

散財は一時的な喜びとか刺激をもたらしてくれますから。

会社の上司は「君は人生をエンジョイしていないね。」とか言っているが、

それに対して「いえ、充分エンジョイしています。お金をかけないで」と答えている。

 

節約の理由

実はわが家は1ペニーでも貯めないといけない正統な理由があるのだ。

 

1.子供二人分の大学の学費は年間約25,000ドル!(270万円)

ちなみにMITなるマサチューセッツ工科大学の年間学費は50,000ドルつまり5,400,000円。だからうちの子供の学費は安いほう。でも我が家にとっては大きな出費。

 

2.子供の数が中途半端(8人とかいう数なら、大学からニーズ奨学金がたくさん降りる。でも4人くらいなら対象になりづらい)。子供の数が多かろうが少なかろうが日本のように国から養育費なるものは全く出ない。

 

3.4人の子供にお金がかかっているので、退職金が貯まらない!州によっては国民年金にさえ税金がかかる。

退職後はお金がないとみじめ。体はどんどん老化していって健康の問題も出てくる。今までのように自立して生きていくことが困難になってきたときにお金がなければ大変。自給自足?いや〜。これも健康があってのことですよ。

もっとも資産ゼロなら国が面倒をみてくれるのだがうちは中途半端だから無理。

よってもっと貯金に励み、資産を少しでも増やさないと先が怖い。

子供に面倒を見てもらうという手もあるが、うちの子供に限っては期待できない。

だから親は老後の生活を自分たちの力でどうにかしないといけない。

 

3.アメリカは医療費が異常に高い。

来年度は娘の心臓病の検査で医療費がかかる。

アメリカは国民健康保険というものがないだけでなく、医療費は目が飛び出るほど高い。医療費で破産する人も出るくらいだ。ちなみにER(緊急治療室)でCTスキャンを1回しただけで9000ドルつまり980,000円の請求書が届いた!たまたま健康保険があったからいいもの(それでも何割かは払わせられた)、なくてどうやって支払うのか。

 

中堅及び大企業勤務及び国家公務員なら職場から健康保険が支給されるが、残りのパート、アルバイト、小規模のビジネス、小売店、フリーランス、などなら、当然自腹を切るしかない。次男はコントラクトの仕事なので保険がない。だから医者に行かない。専門医に行くと、5分の診断だけで200ドル(23,000円)もする。自分で保険を買うことが可能だが、月々の支払いが200ドル近くするので若い人には痛い出費だ。

だから健康保険なし。こういう若い人がこの国にはたくさんいる。

 

でも、働く気のないまたは働けないから福祉にお世話になっている人は全部ただ。

アメリカにはこういう人が非常に多い。麻薬中毒者とか精神異常者とか中近東と中米からの難民は確実。これの他に、代々福祉のお世話になる「伝統」を堂々と保持するグループも該当する。

保険はあっても全ての治療代をカバーするわけではない。そしていつ大怪我をするか、いつ病気になるかも予測はつけられない。だからその日のために貯金が必要。

 

4.車代。

アメリカは車社会だ。大陸なので車がないとものすご~く不便。

東部の大都会でない限り、日本のような公共の交通機関が発達していない。

車がないと仕事にも行けない。だから絶対必需品。

でもそう簡単に買えるものでもない。

だから最初の車は親が最低でも頭金を出すとか中古車を与えるのが普通だ。

 

自分の乗っている車も古くなれば買い直しが必要。

いつ買い直しになるかわからないのでその時の為に貯金が必要。

メンテナンスもリースという手を利用する人も多いが、リースは買うより結果的にお金がかかる。

修理代も必要。貯金がないとまたカードに頼って借金が増えることになる。

やっぱり貯金。

 

結論

経済状態を破滅させるのは意外と簡単で、

それを避けるためには日々自分に言い聞かせておかないといけない。

出費を抑え例外を作らない!と。

自制に徹する!と。

 

基本的に「備えあれば憂いなし」は真実であると思う。

でもアメリカ人は、心配していない人が多い。

どうにもならなかったら、

「神様が助けてくれる」というすごい信仰心で生きている人が多い。

でもその神様って

もしかして・・・

 

行政と教会もしくは家族のこと?

 

それって・・・無責任だよね〜。

まあ自分で努力してそれでも困ってしまうことはあるので、その場合はいいとして、

でも「人生を楽しむこと」に使っていて、あとで困ったから助けて、ってあり?

 

この季節、周りは皆クリスマスで浮かれているが、

わたしは借金までしてプレゼントを買うのは嫌である。

借金アレルギーなのだから!

安いものを1ドルショップで買えばいいのではという意見もあるが、アメリカの1ドルショップは日本の100円ショップとは品種品質の両面で雲泥の差。

ロクでもないものを買い、結局ゴミ行きかリサイクルショップ行きになるなら、

安くとも無駄になり、自然破壊にもつながるので最初から買わない方が賢明なのだ

(経験多いにあり)。

安物買いの銭失いという言葉もあるようにね。

 

節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約。

節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約。

節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約節約。

 

これは?

我が家のお題目。

そうどす。ほとんど宗教どす。

 

リサイクル・クリスマス・プレゼント

アメリカのクリスマス時の経済観念

アメリカ人が買うクリスマスプレゼントの量は予想を超える。

消費者一人につき平均700ドル(76,000円)をプレゼントに使う。

当然平均なので上には上もあるということ。

自動車のプレゼントとか海外旅行の切符のプレゼントとかもあり。

 

ギフト以外も含むホリデーシーズンに使う総金額の平均は一人1526ドル(167,000円).

メリーランドとユタ州は、2000ドル(217,000円)を超える。

殆どがクレジットカードでの買い物で、そのうちの22%が新年から数か月かけてその支払いをするのが一般的だ。全体でこの季節の小売業の売り上げは 1トリリオン ドル(108,698,500,000,000円)にも上る。

(文献:https://fortunly.com/statistics/christmas-spending-statistics/)

 

ということは、クリスマスがなくなれば、アメリカ経済が破産することは容易に予測される。

 

子供たちのもらうプレゼントの数も1つや2つでは済まされない。

くれる人は、両親、祖父母、叔父叔母、友達、学校の先生など。

大人は、夫婦間、両親、祖父母、職場の同僚、いとこ、叔母叔父、友人、恋人、郵便屋さん、クラブや趣味の友、とあらゆる関係間でプレゼントの交換がされる。

よってクリスマスツリーの下はプレゼントで山積みになる。

 こんな感じ

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イギリスの母親、プレゼントで子供を甘やかす。ツリーの下に入りきらない!(出典:https://metro.co.uk/2016/12/14/mother-accused-of-abusing-children-with-hundreds-of-presents-vows-to-do-it-again-this-year-6321877/

metro.co.uk

わが家のクリスマスプレゼントの歴史

わが家にもそんな時代があった。

しかし、今はその反対だ。

子供たちが大きくなるに従ってあげるものも高価になってきた。

それと同時に、大学の学費を払う年齢になってきた。

ということで「確実に必要なもの」だけをあげることにした。

だが我が家には子供が4人もいる。どんなに安くあげても結局は痛い出費になる!

そしてこのプレゼントだが、

一生懸命品選びに時間をかけても気に入ってもらえないだけでなく、

大切にもしてもらっていないことが判明した。

よってその後はギフトカードに変更。

これで好きなものを買ってください、ということだ。

だが、カードは忘れられた存在となることが多く

あるカードなどは、引っ越しのどさくさに紛れて捨てられていたことが分かった。

なんと。

 

OK.

That’s it! これにて終了!

 

プレゼント交換なんてこんりんざいなし!

二度と買うものか。

時間の無駄。

お金の無駄。

欲しいものがあったら自分のお金で、自分で出向いていって買ってください!

というのが今後の我が家のルールとなった。

(幼い時でさえ、プレゼントの中身より外側の箱の方が気に入っていたようだ。

今思うと、空き箱と、ガムテープと、ハサミで充分だった。)

 

罪悪感

今年もこの季節がやってきてしまった。

買わないはずでしょ?

でも・・・

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リビングの真ん中にあるクリスマスツリー、プレゼントを置いてくれるのを待っている。天井で光っているのはシャンデリア。

運転中にラジオを付ければ、どのステーションからもクリスマス音楽が流れてくる。

私にはただの食物の買い出しでも他の買い物客はクリスマスプレゼントを買っている。

極度の誘惑と罪悪感に打ちのめされそう!!!

 

国の経済に貢献していないかもという罪悪感。

自己中かもという罪悪感。

反社会的かもという罪悪感。

金の亡者かもという罪悪感。

クリスマスツリーの下の寒々しい姿を見て罪悪感。

まったくうきうきしていない家族の暗い顔をみてもっと罪悪感。

 

この罪悪感をおとなしくさせ、同時にこの「いくさ」を続けるには

並大抵の勇気と努力では無理。

でも、わたしは負けない!

絶対負けない!

と言いながら、店を駆け足で出る!

 

でも、どんなに自分に言い聞かせても

不満そうな家族の顔を見るのも嫌なものだ。

 

名案

そうだすごいアイデアがある。

今年はリサイクルをしよう!

 

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どこのうちにも音楽のCDがある。

うちにもある。

これをセカンドハンドの店に寄付しようかと思ったが

もっといい名案が浮かんだ。

包装紙に包んでギフトにしよう!

もちろん包装紙なんて買わない。

スーパーの紙袋を裏返しにして包装紙として再利用。

リボンなんて買わない。

そのへんのひもで充分。

どうせみんなすぐに捨てるのだから。

ということで家族と知人用のプレゼントはこれで終わり。

カードも出さない。

メールで終わり。

 

おっと、暖炉の棚に下がっているストッキングがあった。

(ストッキングとは長靴下のこと。英語圏ではこう呼ぶ。)

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通常これには、キャンデイなどの小さな「びっくりギフト」を詰める。

子供たちが朝一番にこれに飛びつくことになっていた。

一年間いい子にしていなかった子供のストッキングには石炭を入れる。

わが家は子供たちが小さい時は親がクッキー等を家で焼いて入れていた。

もう少し大きくなると、文房具や靴下を入れた。

(ほんとは石炭を入れてやりたいと思ったこともあるけど・・・)

 

でも今は空っぽのままで、寂しそうにただそこにぶら下がっているだけだ。

 (このストッキングは子供たちが幼い時にわたしがアップリケ刺繍を入れて作った)

 

思い出がよみがってきて

なんか悲しい。

 

いや、いいの。いいの。これで。

子離れしないと子供に嫌われる。

 

お知らせー別ブロク立ち上げ

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巨猫ニャンタ敵に囲まれる。


読者のみなさま

寒くなって参りましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

こちらは、雪が溶けちゃいました!

おお、冬が終わった!もしかしてもう春?

 

のはずがない。

 

これは例の「お天気さま」のおふざけでしょう。

またすぐに雪が降り積もることでしょう。

油断大敵!

 

話は変わりますが、

実は別ブログを立ち上げましたので、

ご興味のある方は是非お立ち寄りください。

右隣のリンク下、「ドクダミママ至言」をクリックしてみてくださいね。

 

このブログが雑記ブログにならないようにと別枠で立ち上げました。

 

内容は

自分の「涙の子育て」の現実(ウルウル)、

及びそこから学んだ痛い発見について書かせていただいてます。

 

軽い調子で書こうと思ったのですが、なぜか無理!でした。

だからヒジョーに真面目に(のつもりで)書いてます。

なんたって「涙の子育て」ですから。

どうしようもありません。

指が勝手に動くものですから。

娯楽で読むにはちょっと「暗くて真剣」な感じですが

「てごわい」タイプか「問題あり」タイプのお子様をお持ちの方には、

少しは役にたつかもしれません。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

アメリカのミモザより

 

 

ニャンタの言葉

今日は、僕からのメッセージだよ。

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ニャンタトナカイになる。テーブルに上がって大好物の水をゴクゴクと飲むことが僕の一番の幸せなのさ。

みんな

気がついているかな。

幸せに生きるために必要なものは実は少ししかないのさ。

それは歳をとるとともにわかってくるのさ。

 

みんな

気がついているかな。

他の動物には全く理解できない人生を

生きてもいいということを。

 

フレッシュな水と

ツナ缶。

 

朝の散歩と

花びら。

 

コットンテールとシマリスを追いかけること。

 

隣のトラ猫と一緒に

じっと月を眺めること。

 

柔らかい自分の寝床。

 

それが僕の幸せ。

これだけで充分なんだ。

 

僕はシンプルに生きたい。

ストレスや心配なしで。

それにはものは邪魔だなあ。

 

僕は

ただ単に幸せになりたいだけなんだ。

 

みんなの幸せは何?

 

 

 

何も欲しいものはない

ブラックフライデーも終わった。

といっても我が家はそんなものは完全に無視させていただいた。

こんなの  勘弁させていただきたい。

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目玉商品を巡って喧嘩が始まる!(出典:https://socawlege.com/13-best-black-friday-fights-on-the-internet/

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混雑したデパート。でもこれはまだマシな方。(出典:https://www.webroot.com/blog/2015/11/25/black-friday-cyber-monday-security-tips/

翌日の土曜日は、地元の大学(ミシガン大学)と夫の出身大学である宿敵オハイオ州立大とのフットボールの試合があった。今年もオハイオ州立大の勝ちだった。

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(出典:https://athlonsports.com/college-football/game-10-interesting-facts-about-michigan-vs-ohio-state-college-football-rivalry

このフットボール観戦は、他の試合の一般入場券は一人200ドル(2万円)だが、

この例年のオハイオ州立大学との試合は何と一人800ドル(8万円)もする。

なんかお金の無駄、

とそう思えて仕方ない。

(ちなみにミシガン大学のフットボールコーチの年収は、$8 million - 876,000,000円。

もしコーチの収入増加に貢献したかったら、是非どうぞ。)

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左がオハイオ州立大のファンで右がミシガン大学のファン。熱気がすごくてほぼ戦争なみ。(出典:https://www.cbsnews.com/news/michigan-ohio-state-football-house-divided/)

観客は興奮し、観戦席で喧嘩を始めることもよくある。当然選手も試合前や最中にも喧嘩をする。紳士淑女の国日本では絶対にありえない。フットボールの試合中に人間の野蛮性が現れると言っても過言ではない。

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一族全員オハイオファン。マイキーウィルソン君。中指を立てて「ミシガン最低!絶対勝つ!」と叫ぶ。幼少から父親が息子に宿敵に対して悪意感を持たせると同時に自分の大学に忠誠を尽くさせるのはよくあるケース。(出典:https://knowyourmeme.com/memes/mikey-wilson-middle-finger-kid

試合が終わると、そのあとは勝った方はビールで乾杯。負けた方もビールで憂さ晴らし。なんとなく試合は二次的な目的で、ビールを飲むのが一番の目的に見える。

 

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負けたミシガン大の学生ファン、涙を隠せない。(出典:https://bleacherreport.com/articles/447205-university-of-michigan-how-to-spot-a-wolverines-fan#slide0

娘はミシガン大の学生だが実はオハイオ州立大病院で産まれており、どちらを応援していいかわからないので、どちらも応援しないことにしたらしい。部屋にこもって最後のプロジェクトに集中していたようだ。

この間わたしは、食材の買い出しと、いらないものを寄付するために街に出ることにした。でもこのフットボール熱で賑わい、どこにも駐車場が見つからない!

いつも感謝祭の後にこの例年の試合があるとは分かっているのだが、すっかり忘れていたのだ。

 

はっきり言って、

ブラックフライデーだろうが、フットボールだろうが、

うちの家族にはどうでもいいことなのだ。

わたし達家族は、

おそらく

世の中とは反対の方向に向かっているのだと思う。

 

世の中で流行っていることやエンタメにほぼ興味がない。

歳をとったからだろうか?

流行は移り変わるものでそれに振り回されているのが消費者だ。

人生の主人公はその個人であると誰もが分かっているはずなのだが、

実は社会や周りに操られているように見受けられる。

そう。マリオネットのように。

 

人は人生の舞台で踊っているのは自分の意志で、自分が主体的に生きていると錯覚を覚えているのだ。

本当は踊らされているだけなのに。

 

わたしは

家族が健康であって生活できる収入があり

子供達がしっかり自立してくれれば、他に望むことはない。

どこそこの美味しいレストランで食事をする、とかそう言うことにも興味がない。

そういうことを幸せという人が沢山いるというのは知っている。

わたしも若い時は結構やったことがある。

そういうことを「楽しい!!」と感じていた。

この「楽しい」が「幸せ」だと勘違いしていた。

だから、しばらくすると、虚しさを覚えるようになってきたのだ。

 

英語では、幸福をhappinessといい、

楽しみをenjoymentという。

 

この二つは似ているようで微妙に違う。

幸せとは、もっとなんでもないようなシンプルなところにあるように感じる。

可愛い赤ちゃんの笑顔とか、さりげない親切とか、暖炉の火が燃える音とか、静かにお茶をすする時間、とか。

そして、何よりも、

誰かの役に立てた時が、最も幸せだと感じられる。

自分がこの世に生きていることが誰かの幸福に繋がるなら、それが人生に深い意味をもたらし、幸せな気持ちになれるのだ。

そんなものが心のより深い部分を満たしてくれるように感じている。

 

反対に華やかでやかましく奇をてらうものには持続する本当の意味での幸福はないと思う。

多くの場合、これは平凡で退屈な日常から抜け出すための「逃げ」としか思えない。

でも「逃げ」も時々必要かもしれない。

実際にこの「逃げ」をいつも実践している人が存在することも事実だ。

 それは意義ある人生と言えるのだろうか。

 

確かに何に価値を置くかによってどこに時間とお金を使うかが変わる。

もちろんそれはその人次第だが、あくまでも主体的でないといけないように感じる。

それに意味合いがあれば尚いい。

 

だからわたしに欲しいものは何もない。

もっとも大切なものを見つけたから

何も他にはいらないのだ。

 

 

アメリカの感謝祭とは

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出典:http://historyarch.com/2019/11/27/the-real-first-thanksgiving/

感謝祭とは

今日はアメリカの感謝祭 (Thanksgiving Day)。

毎年11月の第4木曜日に家族友人が集まりこの行事を祝うことになっている。

由来は、イギリスからマサチューセッツ州プリマスにピルグリムというグループが入植してから初めての収穫を祝ったことによる(ピルグリムがアメリカの最初の入植者ではない)。

ピルグリムとは、自国で宗教迫害を受けたイギリス人で、その後オランダに移民し、最終的にアメリカ大陸に入植した人々を指す。

入植者が集まってお祝いとしているところにアメリカ先住民がやって来て例の七面鳥をプレゼントし、共に神に感謝を捧げたという話も伝わっている(これに付随する怖い実話もあるがまたの機会に)。

ということなので元々は宗教行事であった。

そしてそれをよく表しているのが歌に残っている。

もっとも有名な歌は、オランダ人により作詞(1626年)作曲(1627年)されたもので、19世紀に英語に翻訳された。

その歌の一番はこんな感じである。

 

   私たちは主の祝福を願うためにここに皆集まり

   主は、私たちを正し、御心を私たちに一刻も早く知らせてくれる。

   悪人は圧迫され、苦悩は消える。

   主の名を讃えよ。

   主が主の民を忘れることはない。

(主とはここではイエスキリストのことを指す)

なんとなく、ピルグリムの苦労が伝わってくる感じがしますね。

 

感謝祭というからには

ピルグリムがアメリカ大陸に入植した時は、全土がうっそうと森に覆われており、凶暴な野生動物や、言葉の通じない先住民に囲まれて、右も左も分からず、恐怖の面持ちで、その日その日を生き抜いたと聞いている。実際のところ、一年で入植者の半数が亡くなったらしい。どんなに大変だったことだろうか。

そんな密林の文明のない未開地で厳しい自然と戦い硬い地面を開墾し、やっと得た収穫はこれからここで生きて行くに当たってさぞかし勇気の糧となったことであろう。

だから、この食物が育つに当たって太陽や水などの恵みをくださり、過酷な労働に力をくださり、涙を拭ってくださった神にひざまき、感謝の歌を歌った気持ちが充分納得できる気がする。人は人知では計り得ないほどの試練に出会うと、究極的に人間以外のものにすがりたくなってくるものだ。そして苦労の後に願いが叶えられた暁には胸がいっぱいになり自然と感謝をしたくなるものではないだろうか。

 

あれから時は移り変わり国は豊かになってきたが、それでもこの精神は忘れられておらず、感謝祭の食事をいただく前に、宗教のあるなしに関わらず、一人一人が最低何か一つに感謝することを述べる習慣がある。

さらに、その心には、今このような生活ができるのはひとえに子孫のために犠牲を払ってくれたご先祖様のおかげである、というような思いが宿っていることも見逃せない。

 

我が家も順番に感謝の気持ちを述べた。私はご馳走を一生懸命作ってくれた娘と、8月に結婚したばかりの次男の嫁に感謝の心を伝えた。頑固な息子をよく助けてくれて本当に感謝していると。

その時に使う英語は、"Thank you for...."ではなく、

もっとフォーマルな言い方の"I am thankful for...."の方を使う。

例えば、

"I am thankful for my daugher who worked so hard to prepare this meal." 

(訳:この食事を一生懸命作ってくれた娘に感謝します。)

 

日本には「感謝の気持ちはあらたまって言わなくとも分かっているはず」という文化があるが、年に一度、ちょっと仰々しくお互いに感謝の気持ちを伝えることもいいかと思う。

 

感謝を口に出して言うことは、なんとなく魂の浄化作用があるように感じる。

いつも愚痴と文句が多い私は、恵まれていることをついつい忘れてしまう。

だいたい生きている限り不足しているものが消えることはない。

反対に感謝することを見つけることによって不足分が見えなくなるように感じる。

 

それに実際に口に出して感謝すると、なんかスッキリしてくるのだ。

感謝をすると、不思議と幸せな気持ちになれる。

感謝は自分は充分に満たされていることを教えてくれる。

 

感謝祭の食事は割と質素だけど

感謝祭の食事は、入植者の時代を反映した非常にシンプルな食事が一般的だ。

例として、

 

サツマイモやカボチャの料理:甘い!

パンと付け合せのクランベリーソース:甘い!

カボチャパイとアップルパイ:チョー甘い!

飲み物:甘い!

野菜類:甘くない。

主役の七面鳥:甘くない

 

要するにほとんど甘いものばかり!

(これで太るなと言う方が無理!)

 

七面鳥はアメリカサイズの大オーブンで焼きます。

 

ビフォー。乾燥しないように袋に入れたまま調理する。

私の手の大きさと比べてみて!これでも一番小さいサイズ!

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アフター。横から見た姿。

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ぐるっとまわして前から見た姿。穴は首(ごめんね)!

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七面鳥くん。

命をくださりありがとう。

美味しくいただきました。

 

やっぱりこれが本当のアメリカ!

この感謝祭が過ぎるとクリスマスまで残すところあとひと月。

クリスマスショッピングが激化することから、各小売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦とみなし客足を目当てに特別セールを始める。

これをブラックフライデーと呼ぶ。

その名のごとく「黒字(が見込める)日」と言う意味。
 
ただこれは従来は感謝祭の翌日の金曜日から始まるはずだったが、
昨今は
なんと!
感謝祭の夕方から始まる。

恥を知れ!!!

 

あのね〜、

言わせていただくけどー。

さっきまで神に感謝!とか言っていた人がもう買い物ですか????

まったくも〜。

こう言う実利的と言うかドライな性格がアメリカ人。

 

なんか・・・

ムードぶち壊しですね〜。

 

注:アメリカ人はこの感謝祭から新年のお祝いまでにかけて(1ヶ月ちょっとだけ)、平均約20ポンド(9キロ)太る。これを一年かけて落とすのが目標だが一般的には、そう簡単には落とせず、結果的に毎年20ポンドずつ太っていく!

賢明な日本人の皆様はくれぐれも真似をしないでくださいね。

 
 

安くて簡単!自家製ケフィア(kefir)ご紹介 後半

1. Is kefir ready? ケフィアは出来たかな?

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2. Oh, it is ready!   おー、できた!

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準備

3. Preparation of tools  道具の準備

  • kefir (ケフィア)
  • Mason jar (メイソンジャー/ガラスの入れ物ならなんでもいい)
  • strainer (水切り)
  • funnel (ジョーゴ)
  • wooden spoon(木ヘラ)

注意:道具はプラスチックかガラスか木でないとだめ。メタル類は化学反応を起こす。

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4. Place strainer in the funnel.  水切りをジョーゴの中に入れる。

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種と液体を分ける

5. Place #4 set on top of a Mason jar. Scoop up the kefir with the wooden spoon. 

メーソンジャーの上に#4のセットを乗せる。ケフィアを木べらですくう。

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6. Put the kefir into the strainer. 水切りにケフィアを入れる。

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7. Strain the kefir so that the liquid goes down into the jar. 

液体(ケフィア)が瓶に入るようにケフィアを木べらで「水切り」する。

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8.Fill the jar with the liquid up to the top. 瓶の上まで液体でいっぱいにする。

Make sure the kefir grain stays in the srainer. ケフィアの種が水切りに残るようにする。

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9. Remove the strainer and the funnel with the kefir grain and place somewhere else for this time being.  ケフィアの入った水切りとジョーゴを瓶から外し、どこか他の場所にとりあえず置いておく。

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10. Prepare a lid and a ring.   蓋とリングの準備。

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11.  Put the lid on and twist the ring to close.  蓋を置きリングで締める。

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12. All done!    出来上がり!

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ケフィアの種はどうするか?

13. Put the kefir grains into a different Mason jar.

別のメーソンジャーにケフィア種を入れる。

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14. A view of kefir grains in a jar.  瓶の中のケフィア種の様子。

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15. Pour the fresh milk into the kefir grains for it to stay alive.

ケフィア種が生き続けられるように、フレッシュな牛乳を注ぐ。

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16.  Completed. 終わり。keep it in a fridge. 冷蔵庫に保管。

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So, this is how you make your own kefir. 

ということで、これが自家製ケフィアの作り方です。

Isn't it easier than you thought? 

思ったより簡単でしょ?

 

 

 

 

 

安くて簡単!自家製ケフィア(kefir)ご紹介 前半

我が家は家でプロバイオティクス補充の目的でケフィア(英語ではキーファー、またはケファーと呼ぶ)を飲んでいる。

ケフィアはヨーグルトを薄くしたような感じの発酵乳のことを指すが、ヨーグルトと異なる点は、中身の菌の種類が異なるだけでなく、そのケフィア菌が体内に入るとコロニーを作るところだ。

通常のヨーグルトに入っている様々な善玉菌は生存率がケフィア菌より低く常に補充しないといけない。ケフィア菌は一度体内に入るとそこに居座ることになる。

よって体には常に善玉菌がいることになる。

だから悪玉菌が体内に侵入してきても戦士たちは充分数が揃っているので、悠々自適の勝利を迎えることができるということだ。

ちなみは、このケフィアのお蔭で、我が家では風邪をひく人がめっきり減ってきた。

会社で皆ゴホンゴホンと咳をしていても、なぜかわたしには移らないことが多い。

夫に関しては、ここ何年も全く風邪をひいていない。それに美肌効果もバッチリ。

驚異のケフィア!

 

実は、このケフィアを飲む前は、免疫を上げるためにプロバイオティクスのピルを長く採っていたが、高品質のものはかなりの値段の上(10日分で50ドル)、効果はあるようでないような、いまいち実感が感じられなかった。

そんな時、職場の同僚が毎日ケフィアを飲んでいることがわかり、熱心に勧められたので、早速買い求めることにした。

でもスーパー(アメリカではgrocery store)で売っているケフィアは1本3ドルから5ドル(500円)くらいし、

おまけにすぐになくなってしまう。

もしこれを家族全員で飲むとなると

1週間で50ドル。

つまり5000円!!!

ということは1ヶ月でケフィア代だけで、2万円!!!!

 

無理。

絶対無理。

家計の破産ですよ〜!

 

でもこれが飲みたい!

じゃあ

やっぱり

 

自分で作るしかない!

 

ではここで、その作り方をご紹介させていただきます。

今回は英文の説明も入れてみたので興味のある方は是非どうぞ。 

(直訳ではありませんので悪しからず)

 

1.  Put about a cup of Kefir grains in a 2 liter glass bowl. For best results, use organic 2% milkfat milk or whole milk. 

(カッテージチーズによく似た)ケフィアの種(日本では「素」という)約1カップ弱を2リットルのガラスのボール(また瓶)に入れる。牛乳はオーガニックの低脂肪乳(2%)かホールミルクがベスト。

 

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2. Pour milk into a bowl with kefir grains until nearly full.

牛乳をガラスのボールの上ギリギリまで注ぐ。

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3. Below is an example of how much milk to pour into the bowl.

これくらい入れる。

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4. Cover bowl with milk and kefir grains. Put remainder of milk back into the fridge.

牛乳とケフィアの種の入ったボールに蓋をする。(蓋はガーゼをかぶせてもいい)

残りの牛乳は冷蔵庫に戻す。

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5. Leave milk and kefir out on counter. Kefir will grow well in room temperatures up to 98 degrees farenheit (36.6 degrees celsius). Leave at least 24 hours, no longer than 40 hours. If the room temperature is too low, move it to a different room.

カウンターにそのまま置いておく。最高華氏98度(摂氏36.6度)位の室温でケフィアの種がよく膨れ、ケフィアヨーグルトができる。最低24時間から 最高40時間、そのままにしておく。もし部屋の温度が低すぎる場合は場所を変える。

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最低24時間たったら、種を取り出して、瓶に入れて冷蔵庫に保存する。

そのやり方は次回までお楽しみ!(24時間待たないと写真が撮れないのです。。。)

See you next time!

 

 

 

 

 

 

ストレスへの対処には絶対これ!

うちには可愛いカウンセラーがいる。

ストレスバスターとも呼ばれている

それは、

 

うちのニャンタちゃん!

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うお〜。キャワユイ!!!!たえられへん!!

 

猫を飼うそもそもの目的は

ネズミを捕まえてもらうためだった(田舎なもので・・)。

けれども、あっという間にそんなことはどうでもよくなってしまった。

実は猫にはネズミを捕まえる以上の能力があるのだ。

それは人の精神に影響を及ぼすことだ。

 

猫だけでなく、一般的にペットは癒し能力に優れる。

ある研究の結果によると、ペットは人間のストレスを減少させ、寿命を延ばすらしい。

ペットに触ることは、脈を正常化させることに繋がり、人の体はセロトニンとオキシトシンというホルモンを分泌する。

セロトニンは、幸福感をもたらし、オキシトシンは愛を感じさせてくれる。

そのためストレスが減少する。ストレスが減少すると健康になり、長生きできる。

ということは、ストレスが増加すれば、不健康になり早死にをするということになる。

 

そう。

ストレスはヒジョーに危険なのだ。

 

そのカラクリはこういうことである。

体はストレスに対応しているときはそれだけに集中しており、体外からの侵略物に対応する、つまり危険な物を滅ぼし体の免疫力を維持する方まで手が回らない。

体はストレスだけで精一杯だから。その間、がん細胞(ストレスが多いと細胞のミューテーションも起こりやすくなり結果的に増える)やら様々な病原菌などに体は蝕まれて行く。

そして

あっという間に

手遅れ!

ということにもなりかねない。

 

こういう理由からも、ストレスは大変怖い。

このストレスをどうにかするために、人は様々な方法を試してきたが、ペットもそれに含まれる。

 

ペットが心の健康に及ぼす恩恵は大きい。

 

ペットセラピーというのもあるくらいだから、ペットの効果は様々な研究結果でも証明されている。

娘の通っている大学には、中間と期末試験の週になると、キャンパスのあちらこちらの図書館にセラピードッグなる犬が何匹も訪れる。

勉強で疲れストレスを感じている学生のために大学側が犬を呼んでくれるのだ。

 

効果はというと、

毎回行列ができるくらい人気がある。

犬に触った学生は笑顔になり、ストレスも軽減され、勉強にも身が入るそうだ。

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ミシガン大学にやってきたセラピードッグ。(出典:http://northquad.umich.edu/therapy-dogs-at-north-quad/



娘も勉強でストレスが溜まると(アメリカの大学は勉強量が生半可ではない)ニャンタを触りまくっている。

触られてニャンタもたくさん愛情を受けて幸せそうだ。

 

ニャンタには実は異母兄弟がいた。

約1年前に離婚で大変落ち込んでいた友人がいたので、養子に出すことにした。

彼は毎週カウンセラーに通っていたが、なかなか立ち直ることができなかった。

いつも暗い顔をしていた。

でも猫をもらってからというもの、彼はあっという間に元気になった。

会うたびに、「ダミ(猫の名前)は本当に僕を救ってくれたよ。

何度感謝しても足りないくらいだ。」と頭を下げてくれる。

 

ということで、

ストレスの多い方にはペットをお勧めしたい。

当然面倒を見ないといけないのだが、可愛くて苦にならないと思う。

餌代もトイレの掃除もなんのその。

それにそんなのものはカウンセラーに払う金額に比べたら痛くも痒くもない。

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ワンちゃんはみんなに触られて幸せそう。触っている方も幸せ〜!

  ミシガン大学(出典:http://northquad.umich.edu/therapy-dogs-at-north-quad/

 

わたしは

毎日

ニャンタの柔らかいお腹をふにゃふにゃすることをひたすら楽しみにしながら仕事から帰ってくる。

 

毛玉のようにふかふかのニャンタを触ると

なんとも

ほっこりと

チョー幸せな気分になれる。

頭の中は真っ白になり、

どんなに嫌なことがあってもすぐ笑顔になれる。

 

触られている方のニャンタもゴロゴロ言っているところを見ると、

よっぽど幸せなんだよね。

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うそ。

(構われすぎてヘトヘトになったニャンタ。)

「いい加減にしてくれにゃあ〜!」

 

 

イラスト:MCL