我が家には公共の水道水が来ない!
よって当然井戸水を使っている。
ついでに、
下水処理などという文明の利器もない!
え〜〜〜〜?
じゃあどうするかって?
それは・・・
おそらく・・・
日本の皆さんが想像もつかない方法
かもしれない。
つまりこんな感じ。
家の裏庭地中に巨大なSeptic Tankというものが埋め込められていて、そこに使用済みの水がパイプを通して全部流れて行くことになっている。
当然トイレで流した水もそこに行く。
そのSeptic Tankにバクテリアとエンザイム(Green Gobblerという商品名)を放ち、そのバクテリアとエンザイムが水と一緒に流れてくるものを腐敗分解させる。
もしそのSeptic Tankに強力な化学物質を流すと、そのバクテリアが殺されエンザイムが破壊される。
すると、Septic Tankの水が溢れ出し、悪臭(なんで悪臭がするかはご想像にお任せします)が立ち込め洪水となる。
で、こうなると、昔ながらの
「汲み取り屋さん」を呼ばないといけない。
この依頼費は5万円くらいかかり、せこい我が家は、自然の摂理に即したエコな方法で対応することにした。
ということは、どんな汚れも一発で落ちる!なんて宣伝している有名ブランドの洗濯石鹸はご法度なのだ。
危険な内容物が凝縮しているため使えないのだ。
じゃあ、どうするか。
最初は、オーガニック店でエコな洗濯石鹸を買っていたがこれが結構な値段なのだ。
子沢山の我が家には痛い出費!
だから!
我々は自分たちで作ることにした。
最初は怖々だったが、実はいとも簡単に作れるということがわかった。
そうだ!!!
洗濯石鹸くらい自分で作れるのだ!
そして結果的に節約につながり、環境保護にもつながっている。
のはずだけど果たして本当はどうかは謎・・・。
では興味のある方限定で、この作り方を説明したいと思います。
材料
- 鍋(最低2リッターの液体が入る鍋)
- かき混ぜ用の木のスプーン
- 5ガロン(20リッター)の蓋つきバケツ
- 昔ながらの固形洗濯石鹸:1個(日本にもブランドは違っても売っているはず)
- Washing Soda 洗濯ソーダ/結晶ソーダ: 1.5 カップ
- Borax ホウ砂(しゃ): 1.5 カップ (薬局で尋ねてみてね)
- 熱湯: 5 gallon (20 リッター)
作り方
1。固形洗濯石鹸をチーズフレークの大きさの粉状にする。
2。2リッターの水を準備。
3。沸騰。
4。粉状にした石鹸を沸騰したお湯に入れて溶かす。
5。洗濯ソーダとホウ砂を準備。
6。鍋内の溶けた洗濯石鹸に加える。
7。ゆっくりスプーンでかき混ぜる(3−5分ほど)。
8。鍋の中身を全部バケツに入れる。
9。18リッターの湯(熱湯でなくてもいい)をバケツに足す。
10。バケツの上までお湯で一杯にする。
11。蓋をかぶせる。
12。このまま24時間待つと、洗濯石鹸がゼリー状態になり、出来上がり。
これでどのくらいもつかというと、
一回の洗濯に1カップ使い、週に4回洗濯機を回すとして、
家族3人分で6ヶ月もつ!
かかった費用は
驚異の
$2.50!
つまり、6ヶ月分の洗濯石鹸代は273円!
どう?
こんな安い洗濯石鹸は世の中にないはず。
安くてエコでいうことないでしょ?