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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

大雪開始!冬の到来!

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今朝の裏庭。さぶ〜〜〜い。

雪!

大雪!

 

今年の雪はなんと早い!

今回は11月に入ってから三度目の雪だ。

でもこれほどは降らなかった。

今回は、一昨晩から二日間に渡り雪が降り続いたせいかそこら中白銀の世界となってしまった。

 

現在 5℉!

ということは摂氏でマイナス14度!

きゃあ〜〜〜!

 

ああ、なんか

憂鬱・・・。

これからずっとこれだもんね。

 

でも、雪がタンマリ降らないと、来春、農家に影響があるので

雪はとっても大切。

 

けれども農家でないわたし達にとっては

冬は寒くて危険な季節以外の何物でもない。

昨日、仕事に行く途中の上り坂で、氷の塊(ブラックアイスと呼ぶ)の上に乗ってしまったらしく自家用車が動かなくなってしまった。アクセルを何回も踏んでも全く動く気配がないだけでなく、氷の上を後方に向かって滑り始めた。後方には自動車が15台ほど、わたしが動くのを待っていた。隣を見ると、同じケースで、道路の隣の谷に落ちかかってどうにか留まっている車があった。思わず頭が真っ白になった。

これがここの冬。

これが今年も始まってしまったのだ。

そして、これからもっと雪が積もり、気温も下がる。

 

実は暖炉に火が初めて灯ったのは9月!

そう、日本がまだ結構暑い時。

ここは本当に寒い!

でもシベリアに比べればここばよっぽど暖かいらしい。

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デックから見た景色。雪かき?そんなのは春まで無視に限る!と言いたい。でもやらないと家もデックも重力で壊れるし全く缶詰になるから逃げられない!

確かに

暖かい家の中から外の雪景色を眺めるだけなら

とっても素敵。

 

でも仕事や学校に行く人にとっては

ため息の出る季節なのだ。

これから毎日真っ暗な時間に家を出て、真っ暗な時間に帰宅する。

(これって朝7時半に家を出て、午後6時に会社を出るってシチュエーションですよ)

太陽を見ない日なんてごく普通のこと。

当然この辺の住民すべてがビタミンDの欠乏症に罹っている。

 

欧州の古代人が太陽を拝んだ理由が、ここに住んでいると心からうなづける。

長い冬が終わりに近づき、太陽が顔を出し、雪が溶け出すと、本当に「太陽様」って感じになるのだ。

 

でもまあ

自然も休憩が必要で、冬眠しなければ来春に芽を出せない。

だからこれでいいのだよ。

こんな風に人間も自然のサイクルに合わせて休まないとね。

体も頭も心も。

 

今日、凍りつくような雪の中でこんなことを思った。

 

人生にもこうやって寒い季節があり必死になって耐えるしかできないこともあるんだ。

だから自然に逆らわずに生きることが大切だなあ、と。

イヤだイヤだ、と騒いでみても冬は終わってくれないんだから。

 

でもただひたすら北風に吹かれて雪に埋もれて耐えるのはちょっとね。

だから、どうせなら、

 

苦難や試練の中に

プラスを見つけて

楽しみを見つけて

冬を乗り切りたい。

暖炉のそばで、

ココアを飲みながら

猫を触りながら。

 

冬は心と体と頭を休めるシーズン。

内省のとき。

雪の精の奏でる旋律が

変わろうとしない

頑固な自分の心の奥底まで入って来てくれて

全ての汚れを覆い消してくれるように感じる。

 

冬もいいものだ。

 

 

 

 

イラスト:MCL