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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

冬至に思うこと

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(出典:https://www.express.co.uk/news/science/1060065/winter-solstice-2018-what-is-when-is-winter-solstice-date-2018-shortest-day-of-year

12月21日は冬至(とうじ)。

今日は一年で一番暗い日。

自分の中の暗闇を呼び覚ます日。

冬の贈り物を体中に感じる日。

 

冬はのんびりすることを許してくれる季節。

グツグツとじんわり自分を煮詰める時。

聖なる祭りの贈り物とゆるると交わる時。

 

人を取り巻く宇宙の神秘について沈思する時

人類の祖先は季節の祭りに深い知恵を見出した。

彼らはマクロコスモ中の人類の位置についてわかっていた。

より大きな実態のなかの一部分である人類の役割について理解していた。

全ての祭りは自分たちの住処である惑星との結びつきを示す標識。

人類の崇高な霊性との結びつきを示す標識。

 

冬至。

Solstice.

太陽が最も南に到達する時。

北半球では 太陽が顔を出す時間が一年で一番短い。

暗闇が光を負かす時。

太陽が待ち焦がれていた空の旅に出かける時。

翌月から光がほんの少しずつ戻ってきて再び君臨する。

全ての生きるものの生命に希望を与える時が訪れる。

 

夏至を過ぎると、人は心の奥底に近づいていこうとする。

徐々に

薄紙を外すように

心の暗闇を見つめ

人間という存在の神秘に引き込まれていく。

この休憩と探究の中、人は命の本質に気づく。

命は弱く、尊く、はかない。

そして暗闇は

自分の心の在処についてもう一度よく見直すよう人に語りかける。

 

冬至で人は生まれ変わる。

霊的な目覚めの時。

自分の霊的なルーツを理解する時。

太陽が生まれ変わるとともに

人が神聖な属性に生まれ変わる時。

 

人の本質は実は霊的な存在で、ただ人間としての経験をしているだけ。

人は光であり旅をしているだけ。

月や太陽と同じように、季節をぐるぐると繰り返し周っているだけ。

生まれて死んで、また生まれて死んで。

ただそれの繰り返し。

この星で自己の存在の意味を探して

繭のレースを一枚一枚脱ぎ落としながら

新しい気付きに向かって再生されていく。

本来の自分に戻っていく。

 

冬至に思う。

人の生きる目的を。

イラスト:MCL