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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

ハーフの娘の日本男児に対する見解

 

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(出典:https://housekihiroba.jp/shop/c/c01rx/

娘は一年半前くらいに日本に3ヶ月間留学していた。

その時、日本人のボーイフレンドができた。

彼は東京の超有名医科歯科大学の学生。

東京の代官山に豪邸があり他の県にも家がある。

一族超裕福層。

頭も良くて英語も上手。

成功しそうなオーラが漂っている。

レデイーファーストも身についているし優しい人。

明るくて外交的で、娘はあっという間に彼のことが気にってしまったようだ。

両親にもすぐ紹介してくれたので娘は「これはひょっとして?」と勘違いしていたらしい。

 

ところが彼のことをより知っていくうちに気がついたことがあった。

それは物質主義的なところ。

いやに外見を気にするところ。

彼はイタリア製のスポーツカーを乗り回し、

腕にはロレックスの時計をはめている。

服もただのTシャツに至るまで全て超有名ブランドもの。

 

それを見せびらかす彼に幻滅して行ったそうだ。

(ここからは娘の言った言葉)

 

そもそも、それを”自力”で買ったのなら「すごい!」と認めてあげようじゃあないの。

でもどうせママが買ってくれたんでしょう?

それなら全然カッコよくない。

そんなことは口に出すことさえ恥ずかしいことだよ。

そういうものを見せびらかすなんて中身が薄い人間ということだよ。

だいたいね、何を持っているからその人はすごい!なんてアメリカでは誰も思わないのだ。

ロレックスとかグッチとかそれって大成功した中年の紳士が身につけるものだよ。

あなたみたいな若さだけが取り柄の人がつけてどうだっていうわけ?

 

彼はアメリカ留学を控えていたので、その金目のものを身につけてアメリカ大陸に上陸し、イタリアかドイツのスポーツカーを早速買い、人から尊敬してもらい人気者になるつもりでいたらしい。(日本ではそれでうまくいくかもしれないけどアメリカでは通用しない)

 

アホ!

アメリカは危険な国なのだ。

そんな高いものを身につけていたら狙われるに決まっている(と彼に言っておいたらしい)

高級車も盗まれる確率が高い!

だからカジュアルで普通にしているのが一番いい。

それに学生なんてどんなにお金持ちの子息でもそんなものは身につけていないのがアメリカ人というもの。

大体がそんなものを身につけていても誰も気に留めないし、それを言ったところで大した反応はないでしょ。

まあ見せびらかして寄ってくるのは金目当ての女性かまたは泥棒。

男性は馬鹿にするかもしれない。

どうせ自慢するなら自分の業績を自慢せい!

持っているものなんてそれだけのもの。

これだけのものが買えるほど成功していると言いたいならわかるけど、

結局それだって口にすべきことじゃあない。

 

だからこういうところの日本の文化がおかしい。

外見とか身に付けるものなどを異常に気にしているように見える。

中身だよ。中身!(健康で引き締まった肉体もこれに入るかな?)

中身のある人(特に男性)や成功している男性は安物を着ていたってかっこいいのだ。

成功歴からくるオーラと自信でみなぎっていて何を身につけていたってかっこいい。

 

それでも娘は彼との関係を続けたいと思っていたらしけど、

帰国2週間前に彼からの連絡がいきなり途絶えた。

 

アタシもしかしてふられたのかしら????

 

娘はあんなに褒めちぎられてほぼ毎日会っていたのに、

なぜふられたのかがわからない。

それで1ヶ月ほど経った時あることに気がついた。

 

彼にとって、アタシはただのアクセサリだったのだ。

 

そういえばありとあらゆるところに連れて行かれ「彼女です」と紹介されていたらしい。  

だから娘もその気になっていた。

でも今となっては自分はロレックスの時計と同じでただ「ハーフの彼女」を見せびらかすための道具だったのだ。ついでに英会話の練習台。

こんな可愛い彼女がいるんだということは「いかに俺がすごいか」ということがつまり言いたかったのだろう。よく言われていたのが、茶髪でヘーゼル色の瞳が綺麗とか、通りがかりの人が振り返るとか、そのたびに「君があまりにもきれいだからだよ」と誇らしげな顔をして言っていたらしい。

 

???

なんであなたが誇らしいわけ?

娘は憤慨した!

私はものじゃあない!誰かに属しているわけではない!

一人の独立した人間なのだ!

私が綺麗とか(アメリカではほとんど言われたことはない)だったら

それは私だけに対する評価であって彼とは関係ない!

 

 ゲンメツ。

 

とにかく外ばっかり気にしていて、人にどうおもわれているかばかり気にしている男性なんて男らしくない!

かっこよくない!

まあ、どうせ彼はアメリカに行ってもまた代わりのアクセサリを見つけるでしょう。

こういう男性とは終わってよかったのだ。

 

という結論に至った。

 

でもっと謙虚なタイプの日本人男性を見てみると、これも・・・。

通っていた大学内のゼミの話し合いに参加しているときも日本人の男性は(真面目な国立大なのでもっと純朴な感じだけど)シャイで顔を上げられないし娘の目を見て話もできない、と言っていた。

だめだ、これ〜。

 

娘の日本人男性へのフィーバーは終わった。

「龍馬みたいな”男の中の男”みたいな男性は現代の日本にはいないの?」

う〜ん。どこかにいるんでしょうけど、どこでしょうか?

歌手の平井賢さんとか妙に男っぽいですけど。

彼なんかはどうでしょうか?

(多分娘はプロのアスリートとかがタイプなのでしょう・・・)😅

 

 

 

イラスト:MCL