https://blog.with2.net/link/?2024349 /

ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

なんてことないことがすごいことなのだ

f:id:MimosaPalette:20210210005838j:plain

午前11時の裏庭。右上の建物は道具小屋で芝刈り機などを保管してあるところ。

最近ずっと雪。

昨晩も雪が降っていた。

でも!

今朝起きて外に薪を取りに出ると、

雪は止んでいて

おまけに快晴だった!

 

こういうことはミシガンにはあまりない。

冬は寒くて太陽が見えないことが多い。

空はいつもネズミ色が普通。

でも今日は青色。

 

こんなふうに雪があっても寒くても太陽が出ていると違う。

青空が見えるともっと違う。

他に何もなくても幸せを感じるから不思議だ。

 

日本にいたときに別に太陽が見えることなんて

空が青いことなんて

当たり前だと思っていたから

特に感謝したこともなかった。

でもここに来てから

この青空がどんなに素晴らしいものなのか

太陽の光を感じることがどんなに心をも暖かくしてくれるか

実感するばかりだ。

 

所詮人というのは

常に近くにあるものに感謝をしたりはしないのだ。

 

でも目の前にあるものこそ大切なものなのかもしれない。

小さなどおってことのないもの。

そこに神の愛を感じる。

自然の中に感じる。

 

純白の粉雪。

カエデの木が落とす青い影。

光の中でキラキラ輝くツララ軍隊。

ザックザックという雪を踏む自分の足音。

吐く息の白さ。

透き通る空気。

 

全てがまるで今日初めて出会ったもののように感じる。

はじめまして!

f:id:MimosaPalette:20210210011236j:plain

西側の方の景色。寒くて隣の家の愛犬クーパーも最近は全く外に出てこない。

今年は雪があまり積もらないようだ。雪かきをしたらなんか地面が醜くなってしまった。😅

放っておいた方が良かったかもね。

雪かきをしていたらこんなものも発見!

f:id:MimosaPalette:20210210011549j:plain

じゃ〜ん!空き家になった鳥の古巣。下に降ろしてじっと観察。

この巣は実によく作られている!

なかなか立派な住まいじゃあない?

いったい鳥はどこでこの技術を学んだのだろうか。

まさか、ユーチューブ?

のわけないよね〜。😅

 

やはり本能に違いない。

そういえば、子供たちの小学校の理科の教科書にもそう書いてあった。

神様が動物に本能を与えているから、

誰に聞かなくとも生き方を理解しているのだと。

いつ南に移動すべきで、どうやって巣を作るか、全部神様が動物に教えておられることだと書いてあった。

それを人は本能と呼ぶのだ。

でもそのサバイバルのための本能を与えているのが神様なのだとか。

思わずなるほど〜、と唸った。

 

人も動物。

だから人にも本能が備わっているはず。

でも先端技術がもたらす騒音の中に生き、

物質主義を最優先し、

多くのどうでもいいことに常に振り回されて

感覚が’かなり’鈍ってきているようだ。

 

ではどうやって感覚を鋭くできるのか。

本能を取り戻すことができるのか。

それは自然に帰ることなのではないだろうか。

自然に帰ることとは自然の声を聞くこと。

今までとは違った目で物事を見ること。

すると自分の声も聞こえてくる。

最も大切なことは何なのかも見えてくる。

 

この巣を作った鳥のように、

本能と感覚を研ぎ澄まし

自分の声を聞いて

自分に素直に生きられたら、と思う。

 

今朝は政治もコロナもお金の心配も全てが頭から一瞬にして消えた。

この空気がそれらを一掃してくれたに違いない。

 

人の発明したトレンデイでオシャレなものも

どんなに価値があると言われていても

今朝の輝きには負ける。

 

 

 

イラスト:MCL