英語でBuyer's remorseという言葉がある。
訳するなら’購入者の悔恨’。
つまりある買い物をした後に後悔をするということ。
ああ、あんなの買わなければよかった。
あっちの方が良かった。
など、自分を含めて人は頻繁にこういうことを思うものだ。
これをBuyer's remorseを呼ぶ。
これが最近は政治の場にも登場するようになった。
実はアメリカには、バイデン政権になって3ヶ月にもならないのに、すでにこの大統領を選んだことを後悔している人がたくさんいるのだ。
今週も莫大な全国規模のインフラ工事(道路、港、飛行場、橋の工事、電気自動車開発)及び、労働製造開発及び老人と障害者のケアをひっくるめてアメリカン・ジョブ・プランと名付けた草案を出してきた。
それに対して顔をしかめる人がたくさん出てきている。そしてこの費用の一部は法人収入税の増加分から賄うらしい。だから市民は心配するな、とか言っていた。(企業は心配してますが・・・。)企業を圧迫すると雇用率が下がる恐れもある・・・。😰😰😰
いや、雇用は上がるかも。なぜなら、インフラ工事実施は労働者に雇用を供給することになるからだ。だからこの方法で困っている人を経済的に救援する意図もあるのだろう。しかし、これに使う資金はない。だからやっぱり増税と借金。
もうすでにかなり散財しているのに、時を待たずに今度はこれかい?💦
コロナ収束のためにそして市民の経済的援助のためかなり散財しているのに・・・、
市民が払っている総税をはるかに上回る金遣いの荒さ。
(もっともこの草案の最後の老人と障害者のケアは賛成。福祉は大切だから)
そもそもコロナ禍からもたらされた様々な問題の解決だけでない。
国境での不法移民の対応にもお金がかかる。
自然災害も今年は非常に多いから国の援助が必要。
世界紛争への資金も必要。
余計なお金は’全く’ないはずなんだけど・・・。😓
だから
市民はいよいよ心配するようになってきた。
懸命な金銭管理の原則とは、
’収入の範囲内で生活する’
というのは誰でもわかっているはず。
でも、本当に賢い人というのは、ギリギリ範囲での生活ではなく、
もっと余裕をみたやり方、つまり、
Within your mean ではなくて”way" below your mean (収入のはるか下)
で生活を賄うようにする。
これが原則。
でもアメリカにはこの原則に従わない人が多く存在する。
しかし彼らのことは何も言えない。
国の指導者的存在のやり方がこの原則に従っていないので市民もそれに倣っているだけなのだ。
例えば、収入の範囲内ということは、もしお金がなければ、どんなにしたくても諦めないといけないことがあるということを意味している。今病気でお金がそこに出ていくなら、他のことには使えない。家の修理に今お金が出ていくなら、旅行なんてとんでもない話。子供の学費に大金が出ていくなら、他のことは諦めないといけない。
要するに順番に対応するのだ。
そんなの日本人には常識。
でもここでは、連邦政府から下々の人までやっていなかったりする。😅
なんでもどんぶり勘定。
大雑把。
お金のことも然り。
返すめどなどつかないのに借りるバ○。😰
しかし、今更バイデン大統領を選んだことを後悔しても遅し。
こうなることはわかっていたではないか。
でも、いくらなんでもここまでするとは思わなかった〜〜〜。😓
道路の修復なんて今はどうでもいいことでしょ?
今ある問題の解決をまずは優先したらどうなの????
解決しないうちに他のことにどんどん手を出すな!
ため息。
これからどうなるのか・・・・😰
まずもって市民!
後悔するくらいなら最初から買うなっちゅーの!
ま、アメリカでは節約は美徳じゃあないのだからこんなものかも。😅