うちの玄関のドアの前に小さな家がある。
妖精の小屋。
それもパン屋。
米国では昨今の社会の混乱や問題から恐怖心を募らせている人が非常に多い。
自分は心配はしていないけど未知への不安は拭えない。
世の中が進んでいるその先には一体何があるのだろうか?
そんな思いが常に心の中で渦巻いている。
だから現実逃避したいと思う人も出てくる。
一瞬でもいいから現実には存在しないような世界に逃げたいと思ったり
世俗的なものの考え方にうんざりしたりする。
醜い人間社会から離れたいと思ったりもする。
自分も時々この世界から消えてしまいと思うこともある。
でもせっかく生かされているのだし、逃げたら困る人がいると思うと消えるなんてできない。
特に障害を抱えた夫を見捨てられない。
無慈悲で非人道的なことをする勇気もない。
だからこの世を超えた美や違う世界に飛ばしてくれるようなものに一瞬でもいいから慰めを得ようとしたりする。
その一つが妖精かもしれない。
では
妖精は果たして存在するのだろうか。
目撃したという人もいる。
自分にはない。
そういう精霊のようなものに縁がないのだろう。
多分自分の霊性が低いから。
つまり魂のレベルが低いということか・・・。😅
でも
たとえ目撃したことはなくても
この森の中にはどうもいそうな気配がする。
当然
わからないものの存在は怖い。
それと同時にその不思議さに魅了されることもある。
その存在を感じるときは五次元の世界に迷い込んでしまったかのように感じているときだ。
森は都会の息づかいとは異なる。
人の手が触れていない場所が多い。
人間の限られた知恵や常識を超えた世界なのだ。
だから未知の生物がいてもおかしくない。
それなら森の中に妖精がいてもおかしくないと思う。
妖精がいて欲しい気もする。
このシャビーな小屋は妖精に住んでもらうためのもの。
ミニマリズムを実践する方は笑われるかもしれない。
でも・・・
こんな非現実的なものも心の保養には大切だと思う。
それに遊びの精神もないとね〜。😅