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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

孤独も大切

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午前7時。東の空に光が見えるけどまだ真っ暗!暗闇と孤独って類似語かも・・

コロナ禍が始まってからいうもの自殺する若い人が増えたとニュースにあった。

www.bmj.com

 

上記の英国医療ジャーナルの調査結果によると、

他の先進諸国のデータには増加は見られなかったが、

実は日本だけが自殺率が増加したらしい・・・。

 

精神的及び経済的に行き場のなくなった状態が理由。

でもその多くがやはり孤独から来るものらしい。

 

孤独は大切

人は確かに一人では生きていけない。

でも自分と向き合わないといけない時もある。

 

確かに自分に向き合うのことは怖いことだ。

自分が見えてくるからだ。

特に弱さが見えてくる。

精神も混乱・錯乱状態になったりする。

 

自分と向き合うには一人にならないといけない。

でも一人でいると悶々としてしまう可能性がある。

そしてそれが長く続くとウツになったりもする。

だとしても、内省するためにはそれしか方法がないように感じている。

 

本当の意味で強くなるためには自分に向き合えうことが必須なのだ。

それをするには孤独の時間と空間が必要となってくる。

 

悟りを得るために修行僧がなぜ山に籠るかその真髄がわかる。

孤独と向き合わないで悟りなんて得られないからだ。

なぜ沈黙の中で座禅をするのか。

自分の中にある煩悩を否が応でも直視させられる環境の中に自ら置かずして

悟りに達することが可能なのだろうか。

仏教だけではなく、キリスト教でも、神と対話するために人里離れた森林や山に行った人の話も多くある。

世俗から離れたところで一人になることは、つまり孤独になることは

精神的な自立に欠かせないからだ。

生きることの意味を発見するために必要なのだ。

 

孤独はネガテイブな印象があるけどいい面もある。

実に孤独の中から発明は生まれ

哲学が生まれた。

それがいい例だ。

 

団体の中ではしゃいでいるときではない。

はしご酒をやっている時じゃあない。

 

本当の意味で自己を構築するためには孤独は必要であるように思う。

ただやはり度を越すと精神を歪める確率が上がるようだ。

それならやっぱりバランスが鍵かもしれない。

 

自分は孤独でも大丈夫

自分はコロナ禍から始まってからほとんど誰にも会っていない。

例外は

夫と猫。

娘:8月から2ヶ月に一度ほど家に寄る。

店の人:月に1〜2回だけの買い物の時。

郵便配達員:時々サインをする時だけ会う。

会社出勤:月一だけ。同僚が来ている時を抜かして社内でほとんど誰とも話さない。

 

夫と猫がいるからだと思うけど(でも夫は自分の書斎に缶詰で猫はずっと寝てるだけ・・)

ほとんど孤独を感じていない。

年齢を経てきているからだろうか。

庭の手入れ・・・というか森の手入れで多忙だからか。

孤独に慣れてしまったからだろうか。

不思議だ。

 

こういうところに住んでいると一人の空間が普通になってくる。

ここでは人に会わなくとも平気。

自然が友達になってくれるから。

一人だけど一人じゃあなくて

周りのこととか世間がどうとか’あまり’気にならなくなってくる。

(気になっていることもある😅)

 

様々なことが完全になんてならなくていいって自然を見ていると思えてくるのだ。

 

掃いても掃いてもも汚れる地面。

洗っても洗っても黒くなる白壁。

抜いても抜いて無くならない雑草。

一時は綺麗でも地面に落ちて腐っていく落ち葉。

どんなに焦ってコントロールしようとしても

全てのものは朽ちていく。

分子や原子より小さな素粒子に戻っていく。

それが自然の原理。

それでいいのだ。

 

自然と戦っても無駄。

 

その不完全な環境のなかで何か素敵なものを見つけられればそれでよしとする。

そんな生き方をすると自分にも優しくなれる。

一見不完全で邪魔なものとか汚いものにも美があってそんな生命も尊いもので意味がある。

醜くなっている過程も実はとても大切なのだ。

 

でもそれがわかったのは孤独という時間があったからかもしれない。

風に乗って落ちてくる楓の葉っぱにも哲学があると知った。

それは孤独の中で培ったものだ。

 

どんな人が孤独から自殺を図るのか

孤独が続くとウツになりやすい人もいる。

もし自分自身にコンフタブルなら孤独でもウツにはならない。

その反対に自分に自信がないと孤独は辛くなりウツになる。

 

友達に会えなくて孤独に歳悩まされて自殺する人は自分に向き合えない人であるというのは、一理あるかもしれない。

彼らは

現状の自分自身を愛せない人。

つまり自分自身を受け入れられない人。

現状に苦しんでいる人。

理想が高い人が多い。

理想とのギャップに気が付いてしまう人。

理想に追いつけない自分を許せないと感じてしまう人。

どんなに頑張っても追いつけそうもないと感じてしまう人。

 

そうすると将来にも希望を持てないものだ。

そんな時は人に頼りたい。

慰めが欲しいと望む。

でもコロナで誰にも会えない・・・。

孤独度は増していき精神的に追い詰められてしまう。

そして自殺になったりする。

 

さらに孤独で苦しむ人はこんな人。

人が気になる。

評価が気になる。

人がそばにいないと不安になる。

こういう人は自己が確率していない人。

だからやはり若い人。

自分とは一体誰なのかまだわかっていないから。

今までずっと団体行動を強いられてきたわけだし、

それも理由の一つかもしれない。

だから日本に自殺が多いのかもしれない。

 

大切なこと

実は本当の一番の親友は自分なのだ。

一番の見方で最も愛すべき人。

それなのにその自分が一番厳しく口の悪い評論家になることが多い。

 

完全じゃあなくていい。

人の評価なんて関係ない。

自分を大切にするなら孤独でも大丈夫。

 

自分を大切にすることは悪いことじゃあない。

自分を大事にしないで他の人を本当の意味で愛することはできないからだ。

自分に優しくしてあげるということは自分を甘やかすことではない。

甘やかしと愛は違うのだ。

 

一番の親友に優しくしてあげよう。

それを忘れないようにして欲しい。

たとえ大人でも。

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL