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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

アメリカは住みやすい国だろうか

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(出典:https://jbloog.com/wp-content/uploads/2021/03/airplane-4817195_1280.jpg

自分はアメリカに住んでかれこれ32年。

最近日本に帰りたいととても思う。

アジア人に対してのヘイトクライムも増加する一方だし。

ますます居心地が悪くなってきた。

所詮、白人至上主義は消えることはないのだ。

白人だけでない、黒人もアジア人を差別する。

(他のアジア系はとっても親切です)

アメリカはオープンのようでかなり排他的なのだ。

そして同民族間でそれぞれ孤立しやすい。

だからアメリカ社会はスープじゃなくてサラダボールといったほうが正しいように見える。

 

でもアメリカにもいいところはある。

それは

広くて大きな家が持てること。

 

日本は狭くて家賃が高くて・・・と色々あるかもしれない。

(日本の田舎にはお手頃物件が転がっているみたいで、アメリカよりずっと安いですよ!)

でも私は四畳半のアパートに住んで

地震に見舞われる方が

広いアメリカに住んで差別されて孤独を味わうよりマシだと感じている。

 

日本は便利で

食べ物も美味しいし、

楽しいことが盛り放題。

 

歳をとればとるほど望郷の念が増してくるとは聞いていたけど・・・本当だった。😅

もっとも日本が住みずらいという人も沢山いるかもしれない。

でもアメリカの方が住みずらいように感じている。

 

アメリカは個人主義の国。つまり周りと足並みを合わせなくてもいい国。

確かにそれは楽でいい。

そう、

自分の思うように生きていいというところはプラス点。

 

アメリカは日本に比べるとカジュアルでラフな国。

でもカジュアルでラフな文化はプラスでもありマイナス点でもある。

個人的にはそういう文化に耐えられないと思うときも多い。

そのアメリカの乱暴さに耐えられないのだ。

あの喋り方・・あの態度・・・勘弁してほしい・・・・。😓

 

人間ものすごく嫌なことがあったときは誰だって怒ったり失礼な態度になったりする。

それは人種や民族や国に関係なく起こることだ。

でもアメリカでは常にそういう態度の人がいるのだ。

あの横柄な態度にどこでも遭遇することがちょっと・・・。😓

 

そういう人になるべく近づかないようにしているけど避けれないときもある。

彼らのように逞しく「目には目を鼻には鼻を」で、失礼に対応すべきか・・・。

しないとアジア人は弱いと見られて調子に乗って利用されることもある。

だから戦わないといけない時は戦うべきなのだ。

しかし、どういう風に・・・。

彼らと同じような剣幕で?

 

いや、そこまで落ちたくない。

だからそういうときに私が使う戦略はこれ。

ものすご〜くわざと丁寧に難しい言葉で嫌味をいうことにしている。

でも単純なアメリカ人はそれが嫌味であることに気がつかないことの方が多い。

 

要するに自分は彼らより上であると、態度で示すのだ。

ギャーギャーと大騒ぎをすれば彼らと同じレベルになってしまう。

そして結果的に自分も後味が悪い。

 

それなら親切そうに嫌味たっぷりの方がいい。

本当は心優しく何をされても何を言われても人を許さないといけない。

でもそれがしにくいのがアメリカという国。

 

しかし・・

嫌だと思いながら、

気がつかないうちに、

そういう自分も実は彼らと同じようになってきてしまったかもしれない。

悪態をつくのが習慣のアメリカ人に変貌してしまっているに違いない・・・

それが怖い。

朱に交われば赤くなる。

それに時間はかからない。

 

この国に期待しない方がいい。

日本にいる方は憧れない方がいい。

絶対に。

 

 

 

イラスト:MCL