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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

アメリカにだっていいニュースくらいある!

さくらんぼの木に花が咲いた!雨の中で写真撮影。

ニュースといえばアメリカの大手報道番組によるニュースは・・・

ほとんどが

 

悲しいもの

怖いもの

不安を駆り立てるもの

ショッキングなもの

と、こればかり。😰

 

あああああ、こんなニュースばかりなら精神を病むに決まっている。

 

なので今回は心温まるニュースをご紹介したい。

(アメリカにだっていいニュースはある!まっ、必死になって探せばの話だけど・・・😅)

 

www.fox2detroit.com

 

これはミシガン州ベルビュー市立高校の話。

今年の卒業生総代は当校始まって以来の黒人生徒。

それだけじゃあない。

実は兄弟揃って歴史的な偉業を成し遂げたというのだ。

(白人が半数以上を占める学校で、黒人の生徒がトップで卒業するケースはアメリカには非常に稀だから大ニュースになる)

 

兄のシェインには数年前に「敬礼に値する成績優秀者賞(サリューテーション・オーナー)」が授与され。それは当校始まって以来初めての黒人の生徒への授与だった。

 

それで弟のショーンも、この学校とコミュニテイのために影響を及ぼしたかったらしい。兄の業績が自分がこの学校で最初の黒人の総代となるインスピレーションだったのだ。

でも最初から一番というわけではなかったらしい。一生懸命少しずつ成績を上げていった。ただその場その場で満足がいくような自分のベストを尽くすことに集中した。

この努力が実を結んだ。

そして高校2年生(ジュニア年)の終わりに、晴れて学年で一番になれた。

 

ショーンは卒業後ミシガン州立大学に行く予定で、政治学を専攻し、法律にフォーカスする予定。そのあとは、最終的に検事になりたいそうだ。

兄のシェインは今年一年早く大学を卒業する予定で、既に医学大学院に受け入れられている。

 

これは黒人家庭には滅多にない話だ。

で、誰もがこの家族の成功方程式はなんだろうか?と思う。

 

それは親の育て方とか。

「息子たちが自分たちの本当の価値をわかっているということ。努力すれば必ず報われるということ。これらを息子たちが理解して信じさせるようにした」ということだった。

 

両親はこの話が他多くの生徒が夢を語り目標を達成できることにつながることを願っていると語っている。

 

ショーンも曰く、

「できないなんて誰にも言わせるな。ただ一生懸命努力を続ければ必ず成功できる!」

 

これを私たちも自分の肝に銘じよう。

 

アメリカの有色人種は強くならないと生きていけない

アメリカの人種差別や偏見は改善はしているとしても、消えることないどころか、現在も結構激しい。

外見が異なるだけで差別されるのだ。(そりゃ戦後よりマシだけど・・・😰)

有名人、つまりバスケのプロ選手とか、その辺を歩いているいだけなら誰も有名人だとは気づかない。彼らが高価なスポーツカーに乗っていると(当然)、警察に止められ、「なんでお前のような人間がこういう車を乗れるのか?」と聞かれるらしい。

つまり盗難車だと決めつけられるとか。

「お前のような」とは「黒人のくせに」という意味だ。

白人の警察官より稼いでいるとはけしからん!と半分ねたみも入っている。

 

そしてもちろん不動産売買の時も差別対象になる。

有名人で成功していてもこれ。

それなら一般市民はもっと酷い扱いになる。

嫌がらせもたくさんある。

 

それでそれを気にして自尊心が低くなりやる気が失せる人も多い。

特に黒人の人々。

(アジア系も差別されます・・・・😰)

 

だから人種差別や偏見なんてものともせず頑張ったこの兄弟だちを誇りに思う。

 

日本にいる日本人は人種差別なんてないし頑張ろうと思えば頑張れる。

結果も出せる。

だから差別と偏見を無視して努力したこの黒人兄弟を見習うべきだと思う。

 

私もこの国に長く住んできて、言葉の壁はまだ消えていない。

もちろん外見だけで差別されることは今もある。

英語が母国語並みに喋れないとバカにする人も結構いる。

でもね〜〜〜アメリカ人って外国語なんて喋れない人がほとんどなんだよ。

だからなぜバカにするか?

 

やっぱり個人主義で人の気持ちなんてわからなくていい文化だからなのか。

ということは、日本に在住しているアメリカ人は別の人種。

普通のその辺のアメリカ人が国民の大多数なのだ。

それでもって、この’普通の大多数’が面倒なのだ。

 

運転中に自家用車に問題があったり停止サインできちんと停まらなくても、白人の夫なら警察官にニコニコ顔で対応され、私に同じことが起こると、にらまれ大声で怒鳴られる。「わざとやったんだろ?」とか言われる。

「ところがお前前科があるってシステムにのっている」とまで言われたこともある。

え???ないです。

何言ってんの?

それで「じゃあその証拠を見せてください」と口答えすると相手は黙った。

やっぱり言い掛かりだよ。

 

こんな小さなことで殺人犯並みの扱いってどーゆーこと????

 

有色人種は全員バカで犯罪者という偏見を持っている彼ら。

実はあちらの方が無知ということの証明なのに。

 

とにかくアメリカは、住んだことのない人はキラキラしたイメージを持っているみたいだけど、現実は全く違うから言っておきます。

私はここに住んでかなりきつくなったし、嫌われようがどういうふうな目で見られようがお構いなしで、自分を守るためだったらなんでも言うし、なんでもする人間に変貌した。

でもそういうふうに生きていくこと実はとっても疲れる。

 

だから日本は最近事件が多いけど・・・それでもアメリカに比べれば平和な国だと思う。

日本にも別の意味で偏見があるけど・・・

それもアメリカの人権無視みたいな文化に比べればチョロい世界。

もっとも、日本にも外国人に対する無視や偏見があるけど・・・・数値的に見るとやっぱりアメリカの足元にも及ばない数・・・😰。

 

だから

激しい文化のアメリカでここまで頑張った高校生に本当に頭が下がる。

でもそれと同時に自分も甘えていられないと元気をもらった気がする。

 

そしてやっぱり思うことは・・・なんで我が家の成人した子供たちがここまで頑張らないかとゆうことだ。

彼らの弱さに加えて並みを超える反抗心の凄さに頭が下がる。

だから変わりによそ様のお子さんを応援させていただくことにする。

目標なくフラフラして遊んでいる暇があるなら自分の人生をどうにかしろってゆうの!

彼らにかけた時間と金額・・・・今更だけど全部無駄だったとしか思えない。

 

やっぱりショーンとシェインはすごい!

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL