何を買うか/何を所持するかにおける最初の判断基準は絶対に健康で次はお値段。
とわたしは決めている。
その健康の基準にはさらに優先順位があり、
すなわち
1番目。体内に直接入るもの。
2番目。体の皮膚を通して体内に入るもの。
3番目。体に直接触れてはいないが健康に影響があるもの。
このため前回はもっとも大切な食材(体内に直接入るもの)と運動についてお話しさせていただいた。
今回は第二優先事項である衣服(皮膚を通して体内に入るもの)についてカバーさせていただきたい。
実は現在、自分のワードローブの95%がもらい物でそれで十分足りているので服飾費にお金を使うことがない。でももらいすぎて処分をせざるを得なく、何を処分して何キープすべきか困ってしまった。それで様々な取捨選択方法を研究する羽目になったのだ。
最初に断捨離を研究。
これはいらないものや現在使ってないものを処分する方法。この選択法は簡単なようで意外と難しかった。漠然としていてちょっと。。。これを徹底するとミニマリズムになるのだと思うが家庭でミニマリズムを完全に実施することは結構難しいのでNG。
次はコンマリ法。
コンマリちゃんには悪いけど、わたしには心がときめくかどうか自分の胸に聞くという方法はちょっとね〜。
このような感覚的な決断方法だと、ほとんどがときめくこともあるし、ほとんどがときめかない時もある。その日もしくはその時間によって気分が変わるときもある。今日はそういう気分じゃあないとか、そういったタグイ。
なんとなく一貫性にかける感じがする。
良さそうでよくない。
最終的に落ち着いた方法。
買い物の第一の判断基準は体に害の少ないもので予算に合うもの。
頂き物は全部自然繊維以外は処分(リサイクル店に回す)。
素材が化学繊維であっても心がめちゃときめくときも当然ある。
でも基準外なのでキープしない。
その後他の判断基準を優先順位別に考慮していく。
つまり
1番目。素材:上着と冬のスカートのライナー以外はほぼ全て自然繊維。
2番目。色:冬の色と決めている。人によっては制服化する人もいるが、それだと楽しみがなくなるので色も取り入れている。
トップ:白、淡い水色、淡いピンク、黄色、真紅、フォーレストグリーン、黒
ボトム:薄いベージュ(これは冬色ではなく春と秋の色。でもトーンがかなり薄い限りはOK)、黒、グレー
上着:マルーン、濃いフォーレストグリーン、ピンクかかったベージュ
3番目。柄:大柄のものは避ける。
理由:他の衣服とコーデイネートしずらい。ただ単に自分に似合わないから。
4番目。オーガニック(完全に天然繊維)かどうか
予算の問題と新しい衣服を買う必要がないのでこの件は現在のところ棚に上げてある。もし買い求める機会があるなら、是非化学物質が使われていないオーガニック繊維で自然染色の衣服を買い求める予定。
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このリストに金額が入っていないのは、質の高いものは一般的に高額であることから安いものを買うことができない。だからこの中でお買い得製品を探すようにするつもり(まだやっていないけど)。
さらにうちでは古着をリメイクすることも多い。これだと健康と節約の両方に対応できる。
これがわたしの決断方法。
やはり
専門家のアドバイスを鵜呑みにするのではなく
自分に合う選択方式というのを誰もが構築するべきなのではないかな。
一般的に節約を一番にすると健康に悪いものを選ぶことになりやすい。けれどもどこかで折り合いをつけながら「自分でできる」レベルの健康的な生活を目指すことは可能であると思う。 そう、ストイックでなくともいい!
と言うことでこのような衣服計画を実践すると持ち物の量はこんな感じになる。
ドレッサー(タンス):この中に夫婦の細々としたものをしまってある。つまり、下着、靴下、スカーフ、ハンドバッグ、マスク、運動着など。左側の赤い民芸風引き出しにはアクセサリーがしまってある。
クローゼットの全体:右側は妻の所持品で左が夫の所持品。埃がかぶるのであまり出していない。
妻側:右側の箱類にシーズンオフや現在ほとんど着ていく機会のない服(出勤用)をしまってある。上はコートと冬の帽子や手袋の箱。隣が妻の靴。玄関に置いてあるのは運動靴とサンダルのみ(と、夫の革靴も)。
夫側:今年は自宅勤務なので2着のスーツと教授ガウンしかハンガーにかかっていない。そう、夫はいつもTシャツとショーツのみ!
妻の日常的に着用している服。(現在自宅勤務であることからシンプルな着替えのみ)
夫はこれの倍。
とまあ、服に関してはミニマリストではないにしても、シンプルな方ではないだろうか。
このように
選択の基準を決めておくと、
服を選んだり処分したりする際、
シンプルで迷わないくていいから
時間の短縮につながる
と感じている。
コンマリちゃんには悪いけど、
この方が理路整然としていて決断が簡単なのでは?