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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

消費意欲がない生き方ってどう思いますか?

 

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今朝は早く起きて、ミントを収穫した。ミントはうちの猫にとって麻薬と同じ。


日本人は消費意欲が旺盛だ。

どこのどの製品が良いと常に研究熱心な人が多い。

雑誌などにもその手の記事が満載されている。

 

アメリカは安物買いが多いにように見受けられる。

セールならいらないものでも買いまくる。

そういう人が多くいる。

それで経済が回っているのだから彼らのしていることにも社会への恩恵は確かにある。

 

そう。

市民の消費意欲が欠けると経済が低迷する。

それも困る。

しかし・・・

個人的な意見では、社会経済を回すために自分の銀行残高を犠牲にすることはできない。

それほどまで奉仕精神が豊富でない。

つまり自己中心。😅

やっぱり買わないグループに入るのだろう。

それに消費と環境資源保護は相反する活動だ。

どちらを選ぶかと言われれば後者に決まっている。

  

そもそも散財して自己破産し路頭に迷っても、生産・販売元が自分の借金を肩代わりしてくれるなんてことはまずない。身の丈に合わない生活態度で自制できなかった自分が悪いと言われるだけ。

だから自分の経済は自分でしっかり管理しないといけないのだ。

 

それに、どこの品がいいとかよりも、

どうやったら出費を削減できるか、その方が興味がある。

 

ということで自分は消費意欲が低い。

今持っているもので済ます。

壊れたら、まず最初にすることは直すこと。

無理なら誰か直せる人を探す。

用途を変えて活用できないか考える。

無理ならそこでやっと捨てる。

つまりボロボロになるまで使い切る。

それが自分なりの感謝の示し方。

地球の資源へのそして作ってくださった方への。

 

衣料品に対する姿勢:

流行が変わったからと新しい服を買わない。

流行に左右されない服を着て、流行などという言葉を口にすることもない。

人様からどう見られようと自分には関係なし。

人様の顔には目はついていないということにする。

靴もそこまで数はいらない。

自分の足にフィットしていて濡れなければよしとする。

 

ブランド品には憧れない。

人様からいただいたものは70%気に入れば大切に使わせていただく。

見栄?

なんですか、それ?😅

 

台所用品:

日本にいたときにいつも思っていたんだけど・・・

日本の台所の多くがガチャガチャしていて乱雑で統一感に欠けること。(今は違うと思いますが)

安物の全解放のプラ棚類の数々。

そんなものを足らなくなるたびに買うのではなくなぜドアのついた家具を買わないのかと思っていた。

それなら全部隠してしまえるので台所がスッキリして見える。

それでも母の台所は一応立派な戸棚が揃っていたけれど、全部マッチングしない類。

環境美観にうるさいわたしには、こういうのが頭がすっきりしない理由の一つだった。

 

そもそも、ただでさえ日本の台所は物が多い。

食器や調理器具の数もそのレパートリーのバラエテイさを反映しているせいか本当に多い。

だから物が多すぎることが一番の問題。

狭いことが二番目の問題。

全くマッチングしていないもののオンパレード(多分貰い物)、これが三番目の問題。

 

米国の我が家の台所は日本サイズで狭い。

だから必要のないものと使わないものは置いていない。

すでに食器があるのに、素敵だからという理由で買い求めない。

 

食事に対する姿勢:

グルメに興味なし。

グルメ料理を作る時間なし。

外食はチップ(15%〜20%)を払いたくないので滅多に利用しない。

食事はシンプルの方がいい。

おやつは大人に必要なし。

美容の敵。

健康の敵。

長寿の敵。

自分への標語:砂糖の甘さは自分へのあまさ!

 

家の飾り付け:

安物の飾り物をたくさん買い込む人はアメリカにたくさんいる。

どうも壁中が埋まっていないと不安になるらしい。

家具もとにかく多い。

彼らは負の空間に耐えられないのだ。

どうせ買うならたった一つの芸術作品でも買った方がいい。

なぜならこの国では芸術作品は投資の一部であるからだ。

でも一般市民はそんな高価な品に手が出ないだけでなく、その価値を理解もできないし、

買い求める意義も知らない。

だからゴミになる飾り物を買い求める。

しかしゴミも貯まれま山となるというではないか。

 

だからとにかく「ごちゃごちゃ飾り付け」の家が多い。

どうりでこの地にこんまりメソッドが流行るわけだ。

で、人が捨てまくっている。

(しかし最近コロナも収束近いということで市民の買い出しが再開されたようだ。😅)

 

処分することはいいことか?

断捨離ならず全捨離という言葉があり、よくビデオを見たりする。

その概念は当たっている気もする。

しかし、家具も服も80%処分して後で買い直すのは嫌だ。

貰い物とかフリマのものはなるべく避けるとか・・・無理。😅

 

そもそもものには邪気が宿っているらしい。

風水によると、物にはネガテイブな感情が染み付いているらしい。

紙やタオルには邪気がたくさん住み着いているとか。

それは危険!

 

なんとなく理解できる。

 

しかし、節約がもっとも大切なら何となくこの方法は使えない気がする。

買い換える予算もないし・・。

 

もっとも悪いことに、

人の消費欲が減退することなく、リサイクルもしないなら、

地球の全てはゴミ捨て場と化するだろう。

困った・・・。

 

じゃあどうすればいいか。

つまりお清めをすればいいのだ。

塩や重曹と祈りで。

そうすれば人様から譲り受けたものでも古いものでも再利用できる。

 

いつも思うことは・・

物を大切にして足るを知ることは幸福への道であるということ。

買うときは一時的な理由で買うのではなく長く使うことを考慮して買う。

必要のないものの”数々様”は最初から自分の家の敷居に上がってもらわない。

 

これに尽きる気がする。

 

 

 

イラスト:MCL