雨が降って雪がかなり溶けたかのよう。
でも今朝も雪がチラチラ舞っている。
相変わらずの曇り空。
これがミシガンの春。
冬のような春。
でも春であることには間違いない。
この春は世の中の情勢と似ている。
でも春というからには、これからどんどん明るくなっていくという兆しなのだ。
だからたとえ今何が起きていようとも
もっと明るい日が目の前まで来ているということ。
暗い冬のあとは春でそのあとは眩しい夏が待っている。
何が起きていようが
それに惑わされない強さを持って今日を生きたい。
暗い春の中にも美しいものが存在し
これからもっと明るくなる兆しも感じられる。
音を立てないで舞い落ちてくる雪。
静かな空。
灰色だけど黒じゃない。
地面の草も顔を出してきた。
木々の眠りももうすぐ覚める。
希望が見える。
自然は希望が凝縮したもの。
まだ暗くても春。
自分の瞼の裏にはすでに新緑の5月が見えている。
今はそこになくともダフォデイルの花が咲いているのが見える。
そうやって必ずやってくる明るい春を心に描いて今を乗り切る。
どんなことがあっても希望を持つ。
希望があれば乗り越えられないことはない。
そう思える。
そう思いたい。