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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

桃の豊作は嬉しいけど新法律設定でいら立つ市民

日本や欧州は猛暑と聞いているけど、

だからって世界全体が猛暑というわけではないってご存知ですよね?

一部は猛暑でも他が涼夏ってよくある。

ミシガンはいつも比較的涼しいけど、今年は輪をかけて涼しい。

昨日からより一段と涼しく感じる。

すでに長袖長ズボンだし夏も終わりに近づいていると感じる。

 

ということは外の桃も収穫が近いということだ。

桃は雨が多いとよく育つ。

でも桃は温暖な気候向きで、なってもここでは日本のように大粒にはならない。

世界一美味な日本の桃はここでは育たない。(日本は食材全てが一流!)

ま、ないよりマシか😅。

 

下の写真の桃の木は主要な枝の一本がほぼ折れた状態になっていたけれど、

これに「バンドエイド」をつけたためか命をとりとめた。

ビフォー!負傷した桃ちゃん。

でも・・・死ななかった!

アフター!この生命力のすごさ!

ちゃんと実をつけてまだ生き残っている!

結構実っている。

果物が実った姿は嬉しい。

実は花のように愛らしい。

 

と喜んでいたのも束の間の話!

 

米国状況

バイデン政権は8月12日に

Inflation Reduction Act 2022(2022年度インフレ抑制法案)を可決した。

一言で言うならこれはインフレを下げるために税金を上げるということ。

でも本当の話は、国の借金を返すため。その国の借金のためにインフレが抑制できないんだけど、それを言っちゃあ元もこうもないから、借金返済とは言わずにインフレ抑制と言っている。

 

またしても増税?

選挙時の約束とは全然違うじゃん!!!!💢

これには企業だけでなく下々の一般市民も入る。

もうすでに増税されているのにまた増税とは・・・。😰

 

ではこの予算の最高見積をご覧いただきたい。

 

収益総額:$737 Billion (約98,000,000,000,000円):増税で下記のアイテムを達成。

   15%最低法人税(引き上げ):$222 Billion

   処方薬の値段(引き下げ)改正:$265 Billion

   内国歳入庁税金徴収強化:$124 Billion

   株式買い戻し費1%:$74 Billion

   損失制限拡張:$52 Billion

 

投資総額:$437 Billion (約58,000,000,000,000円)(上記の予算で下記のプロジェクトの費用も賄う)

   エネルギー源の保証及び気候変動:$369 Billion

   Affordable Care Act(国がバックアップしている医療保険)の拡張:$64 Billion

   米国西部米国西部干ばつ回復:4 Billion

 

赤字削減総額:$300 Billion + (約40,000,000,000,000 円)

(これだけがインフレ対策!)

 

情報元:

https://www.democrats.senate.gov/imo/media/doc/inflation_reduction_act_one_page_summary.pd

 

結論 

上記を見てお分かりのように、

連邦政府は$737 Billion (約98,000,000,000,000円)の増税を実施予定。 

しかしインフレ対策と言っておきながら、

この収益(つまり血税!)の半分以上を他のことに使う予定。 

そのほとんどがグリーン化とエネルギー不足問題の解決に使われる。 

グリーン化?去年もこのために増税したでしょ?

 

バイデン政権が誕生してからいつもこれだ。 

法案の正式名とは常に、それだけでなく諸々の余計な’たくらみ’も含まれている。 

どうも増税を正当化しているきらいがある。

(増税の理由はもうすでに予算分をとっくに使い切ってしまって残っているのは借金だけだから。😰あのさ〜!収入以内でやりくりするのが賢い消費者のすることでしょ????国をリードする人がこれだもんね〜。残りの市民も借金だらけでも何も言えないよね〜!))

そもそもインフレを下げるために増税したらどうなるか。

経済学者ではない自分のような下々の人間でもなんとなく検討がつく。

 

まずたとえインフレが下がったとしても

(今、必死に下げようとしている理由は11月に控えている選挙!)

増税で使える持ち金が減る。

だから市民は散財を控えるようになる。

すると景気が悪化する。(景気後退・リセッション)

そして企業は、売り上げが伸び悩むのに法人税は増えたから解雇に走るしかない。

だから失業者が増える。

お金がないから使えない。

結果的に経済は伸び悩む。

ホームレスも増える。

社会問題が増える。

国内情勢が悪化する。

内乱や革命戦争も起きるかも・・・。

(一揆とか革命の前触れは大体がインフレと増税よね😰)

それで・・・・国が不安定になると他国から喧嘩を吹っかけられるようになりやすい。😅

米国を嫌っている国は世界にたくさんあるのだ。

だからこんないいチャンスはまたとない!

そして・・・・・・・・・米国が危機状態に陥れば日本へのとばっちりは避けられない。

 

と、まあ。

これは最悪の予測で、こうならないことを祈る。

でも人類の歴史を振り返る限りでは、内政がめちゃくちゃの時は大体こういうことが起きやすいのだ。(フランス革命前もインフレで増税だったよ!!!)

 

で、国の経済を潤わすために我が家は散財するかというとそれは無理。

だって増税なんだから。

無理。😓

 

そもそも富裕層の増税って言うけど、我が家は富裕層じゃあない!

下々の市民!

それでも増税!

 

まあ、ワシントンDCの政治家には増税なんて痛くも痒くもないでしょう。

なんたって彼らは収入税を払わなくてもいいのですから。

で、彼らが起こしている数々の問題の解決に対して市民が尻拭いさせられているのだ!

 

いずれにせよ、これは根本的な問題の解決にはならないだろう。

問題は助長するに違いないと多くの民主党反対政権は予測している。

うちの桃ちゃんにつけたバンドエイドは運良く実を結ぶ助けになったけど、

このインフレ抑制法というバンドエイドが実を結ぶ確率はというと・・・なんとも言えない。

 

ほんと。

国を司る人は

算数がちゃんとできる人になってもらいたいもの。

数学じゃあなくて算数。😰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL