昨日、バイデン大統領が学生ローンの支払い免除実施を発表した。
実は過去に何度も同じことを試みたけれど連邦議会や最高裁で却下されたため
今回は「大統領命令 (Executive Order)」という強行措置をとった。
通常、この大統領命令というのは戦争に関わることに使われる。
でもこの大統領は何にでもこの札を出す傾向がある。
これはまさに独裁政治かも・・・😅
免除の詳細
1。消えてなくなるわけでなく
他の人が代わりに払ってあげるということなのだ。
この他の人とはいうまでもなく我々。😅
2。学生ローンのある市民全てが対象ではない。
主な対象者は公務員や返済が長引いている人。
ちなみに我が夫は
公立大学勤務なので公務員。
卒業時には500万ドル(5千万円)の学生ローンがあった。
それを5年かけて返済に励んだ。
(ちなみに家のローンも同時にありました・・・)
このように真面目に完済した人にとってはイマイチ嫌な気分なのだ。
すでに払い終わった金額を返金してくれるんじゃあなければフェアじゃない!
などど不満の声もかなり聞く。
無責任な若い人のローンの肩代わりなんて
うちの次男にも学生ローンがある。
でも支払いを怠る月もあるだけでなく
毎月最低金額しか払ってこなかった。
よって元金は全く減っていない。😅
それどころかコロナ禍の時は全く払ってなかったため代わりに利息が増えた。
よって残高が増えた。😅
そういうことをいくら説明しても全く聞く耳を持たない息子。
理解できない息子。
おまけにお金がないのに外食三昧。
計画性ゼロ。
自制皆無。
だから助けてあげる気にもならなかった。
ちなみになんで学生ローンがあるかというと・・・大学在籍中、遊びまくって成績がものすごく下がったり学期の途中でコースをキャンセルしたり(これやると学費が戻ってこない)したので、夫がもう学費は払わないと突き放したからだ。
日本の大学生にはサークル活動やらなんやらで遊びボケて授業にも出席しない学生が多くいるが米国でそれは通じない。
親が学資を出している場合は、援助キャンセルとなるのが普通だ。
さらに成績があるレベルを下回ると大学は退学させられる。
そういうバカな若い人も救済する意味ってあるんでしょうか?
だから自分の息子だけど全く助けてくれなくてもいいです。
なぜならそのしっぺ返しは全く関係のない自分を含む多くの市民の血税から出るわけだからだ。
しっかり苦しめて原因と結果の法則を学ばせよ!!!!
甘やかすのはやめよ!
究極的に我々が言いたいことはこれ!
5千万円も払ってきた我が家がなんでまた他の人の借金を払わないといけないわけ?!!!!
そもそも返済できないような学生ローンを組む前に「必ず返済します」と約束したのは他でもない本人。
だから責任を取らせるべきだと思う。
救済の他のマイナス点
こういうことがあると大学の学費が上昇する。
国が払ってくれるからそうするのだ。
つまり一時的な救済が根本的には解決には繋がっていないどころか、
状況(学費上昇)は悪化するのが予測される。
よって今後学生はもっと苦しむことになる・・・って明白だと思う。
結局のところはただの派閥争い
で、なぜ大統領がこれをやったかというと
それは表向きには若い人を助けるため、とは言ってはいるけど
実際は選挙の票を稼ぐためであるとは全市民が理解しているのは明らかだ。
借金支払い免除をしてくれた大統領に一票!ってわけよ。
そのためにはインフレが悪化しても
増税を余儀なくしても構わないってことよ。
なんたって自分の懐は痛くも痒くもないわけだしね。😅
要するに選挙で敗北するのが耐えられないからでしょ。😅
自分のメンツのためでしょ?
結局くだらない派閥争いが理由でしょ?
全くもう・・・・😥