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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

人によってはアメリカンドリームは見ない方がいいかも

自由に夢を見させてくれる国。たとえどんな貧く最悪な境遇に生まれても、

チャンスをくれる。それがアメリカ。

アメリカという国は理想郷を目指して建設された。

今もその理想を求めてやまない国民性及び価値観は消えてはいない。

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(出典:https://www.earlytorise.com/american-dream/

アメリカン・ドリーム英語: American Dream)とは、アメリカ合衆国における成功の概念。均等に与えられる機会を活かし、勤勉と努力によって勝ち取ることの出来るものとされ、その根源は独立宣言書に記された幸福追求の権利に拠る[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカン・ドリーム)

 

移民の現実

今も昔と変わらずこのアメリカンドリームを夢見てこの国に上陸する人の数は後を絶たない。

ここに来れば誰もが大成功を治めるような幻想を抱いているようだ。

彼らは何も知らない。

自国の戦争や迫害や貧困を逃れてきたかもしれない。

でもここにも別の意味での戦争や迫害や貧困が彼らを待っている。

 

言葉の問題。(言葉の壁は大きくこれを克服しないと前進できない)

経済的不安。(移民は社会の一番下の階層で仕事を見つけるのは大変)

貧困(国民のほとんどが貧困層なら耐えられるが、裕福層が多くいる中での貧困は辛い)

病気。(どこに行ってもある)

家族の問題。(ありとあらゆる問題)

人種差別。(非常に多い)

民族差別。(それぞれのグループ内である)

宗教差別。(非常に多い)

精神的な負担及び葛藤。(これらが原因でストレスが多い)

 

という名前の問題が待ち受けている。

それらを乗り越えていかないといけないのだ。

そのことを彼らは知らない。

「来ればどうにかなるだろう」的な楽観視が強いようだ。

 

でも

誰でも大金持ちになれるということはない。

当然そこまで到達したいなら並ならぬ努力と勤勉さが必須だ。

 

でもほとんど人は

そこまでの努力はしたくない。

でもお金持ちにはなりたい。

華々しく成功したい。

でも移民がその辺の努力で上にのし上がることなどそもそも無理なのだ。

アメリカは受け入れてはくれるが、入ってきた人を手厚く扱い敬うなどどいう文化は持ち合わせていない。

移民に対してお客様扱いはまず持って存在しない。

 

移民は来たら来たらで、最初は福祉のお世話になる。

でもずっとこれっていうのも国にとっては迷惑なのだ。

言葉をさっさと学び

仕事に就き

アメリカ経済に参加してもらい

アメリカ文化に倣ってほしいのだ。

 

ところが

いつまで経っても福祉におんぶに抱っこで、

母国の文化を捨てるどころか調整し融合するそぶりもなく

言葉も学ばず

自分たちだけで固まり

頭の先から足の先まで継承文化のまま。

挙句の果ては、その自分たちの継承文化をマジョリテイ社会にも押し付けようとし、

それだけならまだしろ、マジョリテイ文化とすり替えようとする人々もいる。

 

そういう人々に対して

何世紀もここにいるアメリカ人は「帰れ」ということもある。

当然。

それなら最初から入国するな、という人もいる。

当然。

 

彼らは、新しい国に馴染めずに様々な面において苦労をする。

そんな時は

「助けが十分でない」と国に文句を言うことは忘れない。

自分は大変なんだから助けて欲しい、というのはわかる。

でもアメリカという国は

北欧とは異なる。

そもそもそういう福祉で助けてもらって一生楽をして生きて行こうなんていう精神は嫌われるものなのだ。

どん底から這い上がり成功する人の話を好み、そういう人を応援する文化なのだ。つまり強い人を応援する国。出る杭は抜かれない。どんどん出ろと応援される(他の成功者に)。

 

そういう激しさに耐えられない人は最初からこんな国に来ないほうがいい。

この国で生きていくには険しく競争は激しい。日本のような慈悲とか優しさもあるようでない。

英語のできない人は馬鹿にされ、人間扱いされない。

意見はなんでもズカズカと言うべきで、ズーズーしさはここでは美徳。

人に嫌われても気にしない強さも美徳(大統領は国民の鏡?)。

強い人のための国なのだ。

 

弱肉強食の国

あのニューヨークの自由の女神像は、奴隷も自由人も違いはなく平等にチャンスが与えられるということを象徴している。ただ女神はガッツの塊のような人だけに向かって松明を照らしているように見受けられる。チャンスは平等でも、能力や才能の違いもあり、結局のところ、人一倍勤勉でもなく努力もしない人には女神も笑ってはくれないのだ。松明の炎も届かない。

 

だから死んでもいいからやりたい!というような情熱がないなら

アメリカンドリームなど見ない方がいい。

この国に生まれて育った人でもこの国で生きていくことはしんどいのだ。それなら外から入国する人はもっとそうだということになる。それに大金持ちどころか、日々の暮らしに困ることも多々ありこんなはずじゃあなかった!と期待が外れることもあり、がっかりするだろう。

 

能力と想像性を支える根性と勤勉さと努力と勇気、そして熾烈な競争をいとわない強固な精神、これがアメリカドリームを叶えるための必須条件なのだ。(なんか言っているだけで疲れてきた〜〜〜〜)要するに野生の狼のような感じじゃあないとだめ。

(雄ライオンはすごいのは迫力だけでいつも寝てばっかりなのでだめ😅)

 

アメリカンドリームを叶えた人の一例として野球のイチロー選手がこれに値する。

でも結局このレベルに到達できる人はやっぱり限られている。

 

夢は大切

それでも、どんな夢でもいいから、自分の理想を明確にしてそれを心の松明として生きていくことは幸福につながるように思う。その夢を100%のレベルまで達成できなくともいい。そしてその夢も大きくなくてもいい。ただあるだけで違うと思う。それが生きているということなのではないだろうか。確かに、松明の炎が消えた人は死んでいるのと同じだ。

やっぱり夢のない人生はただ墓場を目指して生きているようなものでつまらないような気がする。

ただ、アメリカンドリームは人と違っていいと思う。

幸せの基準は自分で決めるべきだからだ。

わたしにとってはアメリカの広い庭で自然に囲まれてゆったりと暮らすことがアメリカンドリーム。(別にそういうドリームがあってこの国に入国したわけではないけど・・・)

欲しいものは健康以外はあまりない。

ファッションも興味なし。

友人などはネールサロンに行くなんて当たり前だと言っているけど、自分は興味なし。

グルメレストランの食べ歩きも興味なし。

何が流行りとかクールとかそんなことどうでもいいこと。

自分がいいと思えば変人扱いされても構わない。

正直開き直っている。

だからどうした!?的な横柄な態度で勝負!

 

節約生活はみずぼらしいと次男は毛嫌いしているけど、わたしたち夫婦にとっては楽しいライフスタイル。

息子は華やかな仕事と華やかな世界に憧れている。だからそれに合わせて散財が止まない。よって華やかな世界に届くどころか”ド貧乏”と来ている。

 

一般的に、自分に正直に、自分の身の丈に相応しく生きることが幸福の鍵と言われている。

つまり今あるもので満足すること。それも大切。

でもそれがどうしても嫌なら、普通の人がしないような努力を重ねないと無理でしょう。

誰もが成功したい。でも誰がそのための代償を払うのか。

一握りの人だけに違いない。

その一握りの人になりたいかどうかも個人の選びに任されている。

全ては自分の夢を明確にすることから。

 

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL