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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

アメリカにいるけどデンマークの暮らしに憧れる

 

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ヒュッゲライフスタイル。(出典:https://www.wideopencountry.com/hygge-lifestyle/?utm_content=buffera49ad&utm_medium=social&utm_source=pinterest&utm_campaign=buffer

ライフスタイルの定義

自分の暮らしを定義するなら

それは・・・

シンプルライフでもあり

ナチュラルライフでもあり

サステナブルライフでもあり

節約(フルーガル)ライフでもあり

マインドフルネスライフでもある。

 

シンプルライフというと日本では断捨離やミニマリズムという自分の環境をシンプルにするという定義が広まっているようだ。それで自分はそれに従っているかというと、本格的なミニマリズムからはほど遠い。断捨離も徹底してはやっていない。そもそも白黒のモノトーンの服だけを身につけ、モノトーンの壁と何もない床とか・・・とても近づけない。家の中も多少は飾り付けをしている。自分は世俗的なものを完全には排除できない。それに色のない暗い人生はつまらない・・・。

ミニマリズムをやってもそれで居心地が悪ければ意味がなく、満足感や幸福感がなければやる意義もない。だから自分にはやっぱりできない。でも全捨離とか憧れるのよね〜〜〜。

素朴なことをやっているけど、生活がそこまでシンプルというわけでもない・・・。

 

なんでもナチュラルっているわけでもない。

サステナブルも理想はそうだけどストイックに実践しているわけではない。

節約ライフはかなり実践しているけど、徹底してはいない。

自動車は2台あるし、家もあるし、使うところでは使っている(子供の学費とか)。

マインドフルに生きているかと言われると、そういう日もありそれに反する日もある。

 

それで思った。

自分は多分ヒュッゲライフスタイルなんだと思う。

それは何かというと・・・

 

ヒュッゲとは

hygge (デンマーク語):

フーガ(言語に近い発音);ヒュッゲ(日本での言い方)

定義:(名詞;動詞)

元々の意味は”hug"

居心地良さや陽気な快適性を指し満足心とか幸福感をかもし出すもの。

当たり前の生活を快適に過ごすように工夫を凝らすことも指す。

静けさや穏やかさを重視し、何もしない贅沢を味わうこと。

 

つまり素朴なことをして人生を楽しむこと。

例えば

読書、手芸、料理、園芸などをする。

友達や家族と時間を共にする。

ろうそくや暖炉のそばで猫を撫でながら時間を過ごす。

バランスの取れた生活。

など。

 

ミシガンも寒い時期が長いので、北欧のライフスタイルはここに合う感じがする。

自分もろうそくやランプを灯し、暖炉のそばで手芸をしたりする。

 

違いは北欧は福祉国家でアメリカは弱肉強食国家。競争は熾烈。

静かで穏やかな生活をやっていたら遅れをとり、あっという間に社会の低階層に落とされてしまう。

誰よりも目立ち大声で自分の立場を擁護することが美徳の国。

 

昔から日本では、「欧米では」と一色単に片付ける人が多いようだけれど、

この「欧」と「米」の違いは実際はかなり大きい。

 

だからデンマークのフュッゲは憧れ。

 

デンマークに留学がしたかった

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デンマークの伝統木製工芸「鳥の家族」。(出典:https://inhabitat.com/classic-danish-birds-by-kristian-vedel/family-of-birds-danish-design-kristian-vedel-architect-wooden-products-design-children-kids-nursery-3/

実は高校生の時にデンマークのことに憧れていて調査をしていた。

社会のシステムに感動したのだ。

その伝統工芸とデザインにも魅了された。

だから留学をしたかった。

でも、第三カ国語を大学の講義についていけるほどのレベルに到達させるにはどのくらいの期間を要するか・・・とちょっと弱気になった。

それでも諦めずに、大使館まで出向いて情報収集にも力を入れた。

でもあの当時は日本からデンマークに留学する人はほとんどいなく、役に立つような情報はもらえなかった。

 

そして結局、多分自分には無理そうな予感がしたので非英語圏への留学は取りやめた。

 

でも今思えば、アメリカではなくてやっぱりデンマークに留学すればよかったと思う。

本当にやりたいことをすべきだったのだ。一番行きたい国に行けばよかったのだ。

なんで自分の本心に素直に生きてこなかったのか・・人生を後悔するばかり。

そういえばことごとく自分に素直に生きてこなかった。

嫌なことにも嫌だと言わず続けた。忍耐と我慢ばかり。

そしたら、やりたいこととか好きなこととかなんだからわからなくなってしまった。

結婚したら家族のニーズを優先して自分の気持ちは当然全面的に無視。

住む家もこの土地も、妥協して決めた。

子育ても、’ものすごーく’頑張ったけど、楽しかったかと聞かれると言葉に詰まる。

 

妥協ばっかりだと・・・周りに流されて生きていると感じる。

なんでも’これでいいか的’な決断と態度で・・・結局・・・無理矢理自分は幸せなんだ、感謝しなくちゃ・・・とか自分に言い聞かせている始末。😓

 

じゃあなんでアメリカ?

アメリカに来たのも憧れて来たわけではない。

たまたまアメリカ。

つまり’妥協’でアメリカに来た。(まただよ・・・💦)

 

競争の激しい国に来て、自分に合わないと思うことも多々あった。

頑張るのはいい。でも人と競争っていうのが自分ではないのだ。

人を蹴落とすくらい頑張らないとダメな国。それくらい頑張れるならこの国は向く。

体力があり積極性と競争心が生半可のレベルでない人。

そういう人ならアメリカは向く。

利己主義を地でいく人ならバッチリ!

自分のことをよくわかっている人が勝つ国。

妥協なんて尊敬には値しない生き方なのだ。

 

でも、人生って妥協が多いのかな・・・。

みんなどこかで妥協しながら生きているのかな・・・。

多分・・・。😓

 

 

 

 

イラスト:MCL