今週の木曜日、つまり10月5日に、家のローンを完済した!
やった〜〜〜!
これで晴れて借金ゼロの身となった。
夫は今、肩の荷が降りて魂の抜け殻のようになっている。😅
ちなみに、土地込みの家の金額は$220,000。
現在のレートで円に換算すると、
約3千万円ちょっとで、頭金1割を抜いた金額を
15年で返済した。
当然妻の自分も支払いに加担した。
アメリカでは通常30年のローンを組めるんだけど(最近は40年とかのローンもあるらしい😅)、30年なんてかけたら、退職後も払い続けることになりそう・・・。
それは危険な払い方だ。
それに、長くかければかけるほど利息をより多く払うことになるし・・・そもそも身体障害者となった夫はいつまで働けるかわからない。
おまけに社会情勢はどんどん下降するばかりで、誰もが2024年は怖いことになりそうだ!と騒いでいる。
だから必死になって返すことにした。
なぜ15年で払い終えたかというと、支払いを月に2回にしたから。
アメリカでは月の支払額を二度に分けて払うと元金が超スピードで減っていく。これは払う金額は月一と代わりがないけど、利息ではなく元金に支払い額が多く当てられることになっている上、支払い回数が速く増していく。
それから去年から少しでも余剰金がある場合は、すべて借金返済に回したから。
とにかく使わないようにした。
例えば・・・・
外食:人様からタダで頂いたショッピングカード活用。だからタダ。
食費は月$100以下。(一万円以下。夏は五千円くらいしか使ってない)
美容院・床屋:全く行かない。あたしが全部やる。
ギフト:あげない。(子供たちにも無理と言っておいた😅)
成人した子供たちへの経済的支援:ゼロ。(一人に$300だけ貸したけど・・・😅)
自家用車は二台あるけど、一台分の保険料しか払っていなく、もう一台は車庫においたまま。
買い物は「ついでショッピング」で対応。
被服費:ゼロ。(ほつれたものは全部修復)
化粧品・ローション類:年間$40(五千円)ほど
バケーション:なし!
交際費:なし!
光熱費:とにかく節約。間接照明利用とか待機電力を抑えるとか色々。
払ったのは自家用車の修理代。車はアメリカでは生活必需品だし、命の危険に関係するから修理しないとかいう選択肢がない。
やれやれ、やっと終わった
それで、夫に、いつ退職してもいいよ〜と伝えておいた。
しかし今退職すると退職者向けの健康保険(行政支給)がまだ出ない。
アメリカは65歳にならないと支給されないのだ。
当然日本のように国民健康保険などという親切なものもないから65歳まで自分で保険を調達しないといけないことになる。
しかし・・・その掛け金が高いのだ!
年金は62歳から貰えても、健康保険はもらえない。
だからアメリカでは60歳で退職する人は滅多にいない。
夫ももう少し頑張ると言っていた。
で、国がもし社会主義にでもなっても、家は私たちの所有物なので国に取られることもない。
払い終わっていない人は、国が取ることも可能だ。
とりあえず死ぬまで住むところは確保できたことになる。
でもただじゃあない。不動産税が年間$3500(52万円)ほどかかる。
維持費もかかる。
だからやっぱりただじゃあないのだ。
でもまあ賃貸料を払うより安いからいいかと、それで納得することにした。
他のアメリカ人たちは
「借金はみんなあるのが普通だから、焦って返そうなんてしなくてもいい。
それより人生を謳歌しなくちゃ!」と言ってる人が多い。
もっとひどい例では
「現金はあるうちに使ったほうがいい。だってなくなったら使えないもの」
とかいう人も結構いる。
????
使ったらなくなるのが正論でしょ?
全くもう〜〜〜。😰
楽天的なのか、バカなのか・・・頭が下がります。
でもそういう話を聞くと・・・それも一理ある・・・とか思ってしまうので、
そういう人とは距離を置くことにしている。
人生を楽しむのはいいけど・・・
なるべくお金を使わないで楽しむほうが賢明だ。
それかプラスに繋がる趣味がいい。
つまり収入が増える趣味とか出費が減る趣味。
例えば・・・魚釣りとか家庭菜園とか最高!
なんたって食費が減る!
英語の学習とかもいい。
収入増加につながるかも。
クラフト?
いいねえ〜!
是非それを現金収入につなげてください!
もちろん、ただ楽しいだけの趣味でもいい。
もしあなたが大金持ちならね。
残念ながら我が家はしがない公務員だからそういう余裕はないのだ。