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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

自給自足②の巻:素人のシソ茶作りーチャレンジ!

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家の前のシソ。

わが家の庭にはシソとペパーミントがところ構わず生えている。

 

引っ越してきた時にはペパーミントだけだったのが、鳥が種を運んできたのか、いつの間にかシソも生えるようになってきた。

アメリカでは普通こういうのは雑草とみなされ、危険な除草剤をかけられ命を奪われる運命だ。

だからアメリカの庭というのはプラスチックのようにスムーズでうるわしい。

でもわたしたちのような変人は、プスチックのような庭なんて考えられない。

除草剤などもってのほか!

 

だって、これは何といっても天からの恵みですよ!

だから感謝していただくのが当然ってもんじゃあないですか?

 

最初は、ほんの少しだったので庭に出て葉っぱを取り料理に活用していた。

だが、年を経るに従って、いつのまにか玄関の周りのエリアを完全に占領するようになってしまった。

 

ひえ〜。

これじゃあ食べきれないじゃあないの・・・。

 

で、すごいアイデアが浮かんだ。

お茶を作るのだ!

 

 え?

お茶ってその道のプロじゃあなくても作れるものなの???

 

もっちろん!

なんてね。でもできないことはない!

失敗してもいいのだ。チャレンジすることが大切なのだから。

 

1。まずは、裏庭にシソを取りに行こう!

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2。健康そうでフレッシュなシソをバシバシ根っこから抜いていく(100本はかたい!)。

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3。ホースでジャージャーと洗って綺麗にする。

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4。外のロープにシソを一本づつ洗濯ばさみで止め乾燥させる。

空が曇ってきたら、家の中に移し乾かす。

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5。最近のお茶はほとんどが機械による製造方法だが、

自家製なので伝統的な手法で「手もみ茶」を作る。

正しいやり方が何やらあるらしい・・けど、

面倒くさがり屋は無論「てきとう手法」に決まっている。

 

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6。最後に瓶に入れて圧縮器で瓶の中の空気を抜く。

またテイーバッグにも入れる。(ニャンタもシソが好物!)

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コメント:上のイラストでは瓶が6本しかないけれど、実際はこれの倍はありますのであしからず。

 

ご存知の方も多くおられるかと思うが、シソは昔から発汗、解熱、鎮痛、鎮静、解毒剤として使われてきたものだ。

他の薬効はというと。

  1. 胃腸:胃液の分泌をうながし、食欲を増進させたり胃を丈夫にする作用がある。また強い防腐作用を持つため、食中毒の予防にも役立つ。
  1. 老化防止、免疫力強化、虫歯。高血圧。
  2. アレルギー:シソに含まれるαリノレン酸は、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を緩和すると言われている。
  3. がん:青ジソに豊富なbカロチンは、体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚を保護し抵抗力を強くする。また抗酸化作用もあり、がん予防の効果が期待できる。同じくたくさん含まれるビタミンCやオメガファテイアシッドがガン予防に効く。
  4. うつシソは精神安定作用のあるカルシウムが多いので、うつにも効く。

実は以前にこのシソをテイーバッグに詰めて、ファーマーズマーケットで売りに出していたことがあるが、一人の女性が毎回全部買い占めていた思い出がある。

理由は、高血圧の夫にシソ茶を一ヶ月ほど毎日飲ませたところ、血圧がかなり下がったということだった。

ということでこれは高血圧にも効くのです!

なので、もし読者の皆さんの庭にシソが生えていたら、どうぞサラダに入れるなり、天ぷらにするなり、お茶にするなり、どんどん活用されることを是非お勧めします。

 

イラスト:MCL