今日は4月15日。
天から粉砂糖が降りてきた。
冬の妖精はとうに眠りについたはずなのに。
目の前のさくらんぼの木の芽。
今更引っ込めないね。
花が咲くのは5月末かな?
ミシガンは4月でも雪が降る。
日本の童謡に唄われているような春じゃあないけど
これでも一応春のつもり。
冬の大雪は自分を激しく主張し、てこでも動かない頑固さがある。
その反対に、春の雪は軽くデリケート。
降ってはみてもあっという間に空気の中に消えてしまう。
自己主張なんてどうでもいいのだろう。
世の中に起きていることに振り回されることなく
ただ自分の今なすべきことの一つ一つに心を留め
この雪のように天の思いに逆らうことなく
心静かに素直に生きたい。