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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

あなたのケチ度はどのくらい?

 

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(出典:http://ccsnl.ca/2017/06/01/am-i-frugal-or-a-cheapskate/

シンプルライフの一種に節約が入る。

では節約とはなんであろうか?

 

経済観念は人によって異なる。

つまりどの段階が使いすぎで、ケチすぎるかの尺度は人によって違うのである。

またどんなに散財家でも、自分はどちらかというと倹約家の家に入ると自称する人もいる。

だから明確に経済観念を定義付することは難しいように見受けられる。

 

よって、これをざっくりだが段階別定義付けをしてみたい。

一番上が節約のプロで一番下が経済観念ゼロのレベル。

下に行くに従って危険度が増す。

だけど、上も下も周りの人をイラつかせる可能性がヒジョーに高い。

 

さあ、皆さんの経済観念がどのレベルにあるか!

見てみよう!

お楽しみ~~~。

 

1. Stingy:しみったれ、せこい。

特徴:お金に対して寛大でない。気前もメッチャ悪い。他の人におごったっり、贈り物をしたりなど、まずあり得ない。他の人を食事に呼んだりもしない。困っている人も助けない。「金がすべて!」ケチな金の亡者。デイケンズのクリスマスキャロルに登場するスクージがこれに当たる。

 

2. Cheapskate:けちん坊。

(Cheap:品質は無視してとにかく安いもの重視)

目的なしで節約するが貯めるためにケチになる人。

特徴:品質はどうでもよく、ひたすら安ければいいという考えの持ち主。安いかどうかだけが決断の鍵。持ち物が壊れても買い換えない。道具箱にはガムテープを欠かさない。公共でズボンの後ろに穴が開いていても平気ではき続ける。どうせ新しいものを買ってもいずれは穴が開くから。カッコつけは無し。人の目などどうでも良い。

 

3. Thrifty: 節約倹約家、やりくり上手、質素。

frugal に似ている。違いは、時間をかけて物を修復したり再利用したり作ったりすることをいとわない人。そういう活動を楽しめる人。Frugalな人より修復・生産に費やす時間を無駄だと思っていない人。

 

4. Frugality master:つましい倹約家。

(Frugal: 貯蓄の目的で節約している人。その金額の範囲で最高の価値の物を探している。)

特徴:何か新しいものに散財することは殆ど皆無。現在所有するもので済ませる。アップグレードは正当化できない。ドッグフードの袋の底にあるさいごの何粒かも無駄にしない。防止維持と買い替え代を比べ、情報を得て賢い決断に臨む。借金はゼロ。散財より貯金に重点を置いている。

 

5. Thoughtful Splurger:賢い散財家。

お金より経験を重要視している。海外旅行や新しいレストランの開拓などへの出費をいとわない。自分の情熱を傾けているものやそれに付随する経験を決して諦めることはない。

特徴:自分が大切に思っているものや使用度の高いものに対してはお金より品質を重要視していて、より高い金額を払うのをいとわない。借金はないか、借金がゼロになる日がいつであるかきちんと把握している。時々ある(正当化している)散財以外は、経済的な面をしっかりとハンドルしている。

 

6. Frugal-Ish:節約っぽい。

自分にはそんな所で買うお金などないのに、ある特定の店で常に買うと決めている。借金のリスクを理解していて一刻も早く返すようには努力はしている。

特徴:買い物の予算を10%-15%だけ上回るだけなら、これくらいの犠牲は払っても価値があると思っている。予算はその都度調整するが、この割合の上を行くことはあまりない(それでも高い店で買う。)

 

7. The tweener:真ん中レベル。

節約家ではないが、収入の範囲内の出費に抑えている。お金に関する決断に対して多くの時間をかけない。しかし、何が最も賢明でない借金(クレジットカード)であるかはよく理解している。

パニックに陥らずに毎月支払わないないといけない請求額は払うことができているが、緊急の場合の備えはない。

 

8.Forced Frugality:強制節約(節約せざるを得なくて節約する)。

現金が足らなくなるので給料日近くなるといきなり節約家に変身する。または経済的に大変な月だったからとか、住居費が高くなって大変になったからとか、理由は色々。

特徴:ドッグフードを買わずに飼い犬と食事を共にする(同じものを食べる)。「家計は火の車」のためよくパニックに襲われる。家計は2週間ごとに計画されるが長期にわたる計画はない。

 

9.Balling in Debt: 借金で贅沢な暮らしをする。

家計、特に出費に対して殆ど何も考えていない。出費の方が収入より高いが、かと言って使っているお金が幸福度に貢献しているわけではない。

特徴:クレジットカードの借金はごく普通のこと。月々の支払は最低金額。金額より質を重要視するが、買っても使うとは限らない。そういうことは重要ではないと考えている。「手に入れる為に手に入れる」観念を持つ。

 

さあ、結果は如何なるもの。

 

まさかあなたは一番上?

それとも一番下?

一番下なら命取りだよ〜〜〜。

 

でもこんな(一番下の)経済観念ゼロの人は実はアメリカにはかなりいる。

 

それを思うと

 

アメリカ経済って恐怖!

ニセ経済!

 

と、思わざるを得ないのは

きっとわたしだけでないに違いない。

イラスト:MCL