うちには可愛いカウンセラーがいる。
ストレスバスターとも呼ばれている
それは、
うちのニャンタちゃん!
うお〜。キャワユイ!!!!たえられへん!!
猫を飼うそもそもの目的は
ネズミを捕まえてもらうためだった(田舎なもので・・)。
けれども、あっという間にそんなことはどうでもよくなってしまった。
実は猫にはネズミを捕まえる以上の能力があるのだ。
それは人の精神に影響を及ぼすことだ。
猫だけでなく、一般的にペットは癒し能力に優れる。
ある研究の結果によると、ペットは人間のストレスを減少させ、寿命を延ばすらしい。
ペットに触ることは、脈を正常化させることに繋がり、人の体はセロトニンとオキシトシンというホルモンを分泌する。
セロトニンは、幸福感をもたらし、オキシトシンは愛を感じさせてくれる。
そのためストレスが減少する。ストレスが減少すると健康になり、長生きできる。
ということは、ストレスが増加すれば、不健康になり早死にをするということになる。
そう。
ストレスはヒジョーに危険なのだ。
そのカラクリはこういうことである。
体はストレスに対応しているときはそれだけに集中しており、体外からの侵略物に対応する、つまり危険な物を滅ぼし体の免疫力を維持する方まで手が回らない。
体はストレスだけで精一杯だから。その間、がん細胞(ストレスが多いと細胞のミューテーションも起こりやすくなり結果的に増える)やら様々な病原菌などに体は蝕まれて行く。
そして
あっという間に
手遅れ!
ということにもなりかねない。
こういう理由からも、ストレスは大変怖い。
このストレスをどうにかするために、人は様々な方法を試してきたが、ペットもそれに含まれる。
ペットが心の健康に及ぼす恩恵は大きい。
ペットセラピーというのもあるくらいだから、ペットの効果は様々な研究結果でも証明されている。
娘の通っている大学には、中間と期末試験の週になると、キャンパスのあちらこちらの図書館にセラピードッグなる犬が何匹も訪れる。
勉強で疲れストレスを感じている学生のために大学側が犬を呼んでくれるのだ。
効果はというと、
毎回行列ができるくらい人気がある。
犬に触った学生は笑顔になり、ストレスも軽減され、勉強にも身が入るそうだ。
娘も勉強でストレスが溜まると(アメリカの大学は勉強量が生半可ではない)ニャンタを触りまくっている。
触られてニャンタもたくさん愛情を受けて幸せそうだ。
ニャンタには実は異母兄弟がいた。
約1年前に離婚で大変落ち込んでいた友人がいたので、養子に出すことにした。
彼は毎週カウンセラーに通っていたが、なかなか立ち直ることができなかった。
いつも暗い顔をしていた。
でも猫をもらってからというもの、彼はあっという間に元気になった。
会うたびに、「ダミ(猫の名前)は本当に僕を救ってくれたよ。
何度感謝しても足りないくらいだ。」と頭を下げてくれる。
ということで、
ストレスの多い方にはペットをお勧めしたい。
当然面倒を見ないといけないのだが、可愛くて苦にならないと思う。
餌代もトイレの掃除もなんのその。
それにそんなのものはカウンセラーに払う金額に比べたら痛くも痒くもない。
ミシガン大学(出典:http://northquad.umich.edu/therapy-dogs-at-north-quad/)
わたしは
毎日
ニャンタの柔らかいお腹をふにゃふにゃすることをひたすら楽しみにしながら仕事から帰ってくる。
毛玉のようにふかふかのニャンタを触ると
なんとも
ほっこりと
チョー幸せな気分になれる。
頭の中は真っ白になり、
どんなに嫌なことがあってもすぐ笑顔になれる。
触られている方のニャンタもゴロゴロ言っているところを見ると、
よっぽど幸せなんだよね。
うそ。
(構われすぎてヘトヘトになったニャンタ。)
「いい加減にしてくれにゃあ〜!」