人は人生で三つのことを渇望する。
すなわち、幸福、自由、そして心の平安。
もし貴方が幸福でないなら、心の自由も平安もおそらくないであろう。
そして心の平安や自由がなければ幸福もない。
この三つの要素は全て関連しているからである。
では今回は幸福について考えてみよう。
英国では幸福が生きる上で何よりも重要な要素だと大多数の人が言っている。
お金や健康よりも重要らしい。
それではその最も重要な幸福とはなんだろうか?
まず初めに様々な定義を見てみよう。
「幸福とは、 人生を全体的にどのくらいよく思っているかを判断する個人的な尺度のこと。」ルート・ベーンホーベン
「自分の境遇に対する満足感。」オックスフォード辞書
「 喜ばしい気持ちの長期的な継続状態。」ウィキペディア
「幸福とはそれ自体が人生の意味であり人生の目的であり、人類の存在目的の全てであり究極的な意味である。」アリストテレス
「ドパミンが欲求に関連しているため、快楽と深く結びついている様に見受けられる」
科学的解明
以上から分かる様に、幸福とは何か嬉しい気持ちや満足感のことを意味しており、人生の存在目的の全てであるというのだ。そして快楽などの幸福と類似した感情とも解釈されることもある。
貴方は幸福とは何だと思うだろうか?
もし自分が幸福でないと感じるなら、それはなぜか、自分の心を凝視してみることをお勧めする。
なぜなら、ただ単に「不幸せだ」と言ってみても解決策は見つけられないからである。
自分の心に今聞いてみることだ。できるなら声に出して。
「なぜ幸福でないと感じるのですか?」
「何がそのような気持ちにさせるのですか?」
「その気持ちの始まりは一体どこから来ていると思いますか?」と
大切なことは
その時、自分に正直にならないといけない。
もし日頃から自分の本心に正直でなく本当の気持ちが表面に現れそうになるとそれを無理やり底深い部分に押し込め、あたかもそんなものはないかのごとく生きてきた人にとっては難しいことかもしれない。
でもそれなら
なおさら聞いてほしい。
奥深い無意識という部分に葬られている貴方の本当の気持ちを。
その気持ちを解き放って欲しいのだ。
そしてそれをどこかに書き留めて欲しい。
最後に自分が書いたものをじっと見つめて欲しい。
何も考えなくてもいい。
それが今日の宿題だ。