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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

「良いお年になりますように」と言うけれどそれって本心?

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(出典:https://images.myguide-cdn.com/algarve/events/large/new-years-eve-in-albufeira-albufeira-carpe-nox-623391.jpg

お正月の決まり文句として、

 

日本では、

「よいお年になりますように。」または

「よいお年になるといいですね。」

で、

 

英語圏では、

I wish you a wonderful year!

と言うのが常だけれど、

これって本心から言っていることなのだろうか?

察するに、相手にとっての「よいお年」を意図しているのであろうが、

本当はどうなのか?

 

いい習慣ではあるけれど、

やっぱりただの挨拶にちがいない。

でも相手の幸せを本当に願って言っている場合もある。

確かにその言葉からはいい波動が出ている。

 

言われた本人は

「そうだね。よい年になるといいな」

と希望で胸が満たされる。

 

でもその一年後。

果たしてその「よいお年」は成就されたのだろうか?

 

わたしが思うに、

この「なります様に」とか「なるといいですね」と言う表現は

ものすごく他力本願に聞こえる。

誰かに「よいお年」にしてもらうように願っている感じだ。

また一体、何が起きれば「よいお年」なのか?

すごく曖昧。

漠然としていてつかみどころがない、

とは誰も考えていないのだろうか?

 

この「よいお年」の概念はなんなのか?

この新しい年がどうなって欲しいのか?

そのために自分ができることはなんなのか?

 

これが正しい考え方であると思う。

これなら一年の終わりに、「よい年であった」と言えるだろう。

 

友人のヘイリーは、結婚願望がずっとあるが、今も独身である(今は50歳くらい)。

誰が見てもとても上品で良妻賢母タイプの女性であると思う。

 

彼女は、

宇宙に自分の意志を伝えれば宇宙が必要なものをくださる、と言う宇宙の引き寄せの法則を信じている。

それは確かに有り得る。

彼女の問題は、宇宙にお願い(つまり神頼み)だけして自分は何もしないことだ。

ただ待っているだけ。

いきなりどこかからその理想の男性が自分の目の前に現れると信じて疑わない。

実際、過去にないことはなかった。

でもその男性が、宇宙がめぐり合わせてくれた人だとは思っていなかったようだ。

大体にして彼女は内向的な性格で、自分から探すとかアプローチとかはまずありえない。だから相手が強いタイプでないと何も進まない。でもそういうガンガンの肉食男子は好みでないらしい。

要するに理想が高すぎる!

この年で白馬の王子様を今も待っている。

そうただ待っている。

はっきり言って、白馬の王子様なら、もっと若い女性で候補など捨てるくらいいるでしょう。だからそんなのは負け戦に決まっているのだ。

自分の足元を見るべし!!!!

 

流行りの引き寄せの法則だが、

願っているだけでは波動は弱い。願っているだけで物事が起きるのは地球の外の話。

この地球の周波数は宇宙のそれよりはるかに弱い。

弱いから人間が住めるのだ。

周波数が弱いから、自分の力と努力で夢を達成できるように行動を起こさないと何も進まない。

強く思い行動を起こせば起こすほど波動が強まると言うカラクリだ。

だから棚からぼた餅は滅多にない。

 

確かに願ってもいないのに偶然にすごくいいことが起きることもある。でもそういう人は、人が見ていないところでコツコツとものすごい努力をしているものだ。娘がそういうタイプだ。彼女は同級生が「人生を謳歌している間」に部屋にこもって自分の技術を磨いていた。それをたまたま、ある人が見ていて仕事の声がかかったのだ。

まだ大学生だが既に周りが羨むような仕事があり、特に「チャンスを見つけに行く」努力はしていないが、なぜかあちらからやってくるようだ。不思議。でも彼女は自分のすべきことはあらかじめやっていたわけなので努力なしで捕まえたわけではない。

 

夫が子供たちにいつも言っている言葉にこんなのがある。

(でも・・・息子たちは父親の言うことなど無視。😞)

「成功とは「準備」が「機会」と巡りあうことを言う。」

(Success is where preparation meets opportunity.)

 

今更言わずとも知れたことだが、

今は見えなくとも、それが起こると信じて日々小さな努力を怠らない人に成功がやってきて、「良い年」つまり実りのある年がやってくるのだ。そういう人は往往にして強くはっきりとしたフォーカスがあり、その強い意志は天にも届きやすい。波動が強いのだ。だから天も味方をしてくれるのだろう。(だから最初に必要なのは何がしたいのかはっきりさせることで、次は熱望すること。そして行動。)

目標も方向性もゼロでただ単に「よい年」を願っても、宇宙も何をあげていいかわからないではないか。具体的であればあるほど宇宙も味方をしてくれるのだ。

夢を語っているだけの人には宇宙の助けはあまり期待できない。

これができなければ、「僕は生きていれない!」くらいの熱望があれば宇宙にその希望は届く。

やっぱり家で自己啓発の本を山ほど読んでいても行動が伴わなければ何も起きない。

 

何が起これば「よい年」かをはっきりさせ、

新年の抱負はより具体的な達成可能なものにしましょう。

そうすればあなたの期待する「よいお年」に必ずなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL