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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

自宅待機令延期(これで何回め?)

ミシガン州知事グレッチェン・ウィットマー氏は先週の金曜日5月22日に、自宅待機令を5月28日から6月12日に再延期した。

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(ミシガン州知事、延期発表。https://www.usnews.com/news/best-states/michigan/articles/2020-05-22/why-would-you-miss-it-many-bars-restaurants-reopen

 

共和党が率いる州議会による知事を相手とった訴訟の結果は、知事の勝訴となった。翌日、民主党員である知事は 「コロナウィルス菌 緊急宣言令」も6月19日まで延期した。この両方の法令は一週間後の28日に終止符が打たれるはずであったが、知事は「おそらく延期になる確率が高い」と述べていたので予測通りだった。

「データは改善を示しているけれど、まだ森から出たわけではない。セカンドウエーブの可能性を少なくするため、また地域の人々及び家族をウィルス菌から保護するため、私たちは自宅待機を継続しないといけない。」と知事は声明した。

金曜日の段階で、 5,158 人が コロナウィルス菌が原因で亡くなり、これは全米で4番目に多い。一日の死亡総数は29人も増え、新しいケースは403人も増えたことで、患者総数はパンデミックが始まってから54,000人にも登った。

もっとも、ほとんどの患者の症状は発熱や咳などの軽中度の症状のみで2週間から3週間で完治している。けれども、特にお年寄り及び既に健康問題のある人はより重度の症状が見られ死に至るケースもある。

 

現在のところ

劇場、映画館、サロンなどのビジネスは引き続き閉鎖されたままで集結は6月19日まで。バーやレストランはミシガン州北部(顧客数は満席の50%のみ)以外は閉鎖が同日まで続行される。北部はもともと感染数も死亡数も少ないので既に閉鎖は終結した。

生産業は復帰したが100%稼働しているというわけではない。

医科歯科院では10人までなら集まることが許されることになり、自動車デイーラーや小売業は予約のみでの販売開始が近々実施される。

 

このように規制は緩やかになってきているといっても、市民の苦情は絶えることがない。

例として、知事の再度延期決断はミシガン商工会議所から反感を買うことになり、CEOのリック・スタッドリー氏は、知事の「自宅待機失業令」に今のところ終結は全く見えない、とTweetで述べていた。

https://www.usnews.com/news/best-states/michigan/articles/2020-05-22/why-would-you-miss-it-many-bars-restaurants-reopen

 
ここまでくると呆れて言葉を失うばかり。
 
だが、今回のコロナ自粛対策は戦争と似ている気がする。
戦争:年配者が戦争を決断し、若者を戦地に送り死んでもらう。
コロナ自粛対策:年配者が生き延びるために年配者が経済破綻を推進し、若者を雇用氷河社会に送り出し彼らの今後の人生を破壊させる。
う〜ん。似ている。
 
余談1:夫と夫の友人はフェースブック上で、社会現状と党派感の問題について(つまり民主党の悪口)の意見を交わしていたが、フェースブックから「やめないとアカウントをキャンセルするぞ」と脅しが来た。
これは米国憲法に対する違法である。最も米国の宗教団体の多くが同じようなものなのだが。教会の真実を暴くと破門になるのは普通だ。フェースブックに書き込んで欲しくないこと(政治)を書くと破門ね?
憲法はどうなっちゃったの???
 
余談2:医学会の新情報。家に長くこもっていると病気になりやすく、コロナウィルス菌に罹りやすい体質になる。当然でしょ。ストレス溜まるし、新鮮な空気は吸えないし、運動不足じゃあね。そんなの常識ですよね〜。
 
余談3:音楽業界が仕事を開始したようで娘に仕事が来るようになった。ただ過去2ヶ月の遅れを取り戻すかのように仕事量がめちゃくちゃ多い!よって週日7日制で毎晩朝方まで仕事をする羽目になっている。まあ仕事がないよりはいいので文句は言えない。でも顔色が悪いし・・・あっ!おでこにシワも!!!!!。
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

イラスト:MCL