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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

Extraverted or Introverted

わたしには大学時代から続いている仲良しの友達がいる。

アメリカで同じ大学に通っていた。

 

彼女は大和撫子を絵に描いたような女性。

人に尽くすのが生きがいで心から喜びを感じてやっている。

本当に立派すぎてとても尊敬している。

 

だからそういう女性は読書や料理や裁縫とかをして週末を過ごすのかと思ったら違った。

なんでも仕事のない週末は家にいるのがたまらなくなってくるそうだ。

だから外に飛び出すとか。

友達とつるむのが好きとか・・・。

 

驚いた。

見た目はとは違ってすごい社交的で外交的なのね。

 

私は見た目はおそらく超外交的(と言われている😅)。

でも一人でいる時間の方が好きだ。

どこにも出かけたいと思わない。

一人で針を動かしたり、絵を描いたり、家の中の整理整頓をしたり、草取りをしたり、

そういった静かな目立たないプロジェクトが好きなのだ。

 

見かけによらない、と驚かれた。

 

英語のextravertedの訳は外交的で、Introvertedの訳は内向的と辞書に出ている。

でもこの訳は正確ではないように思える。

実はこの判断は何で充電するかによるのだ。

 

外に出て人に会うことでエネルギーの充電をするタイプか、

(だから人からエネルギーをもらっているのだろう)

一人で静かにしていた方がエネルギーの充電になるか、

それを意味している。

 

当然わたしは後者。

 

人それぞれだから別に違っていいけど、

人は見かけによらないとは本当のこと。

多分、外に出かけると、わたしはうんと社交的にするので疲れてしまうのだと思う。

エネルギーを他の人に吸い取られていくように感じている。

 

充電はやっぱり・・・

猫を撫で撫でしながら

ミント茶をすすりながら

針をチクチク動かすのが一番。

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うちの猫。エネルギーと幸せの源。(さては顔を洗ってないなあ?!)

 

そんな時間が至福の時間と感じられる。

 

特にすごいことをしなくとも幸せな時間とはそういうものかもしれない。

 

外に出かけていくことは一種の興奮が伴う。

見たことのない景色や物を見て

食べたことのない食べ物に舌鼓を打ち

その香りを満喫し

新しい出会いに心が躍り

全てそれなりに面白い。

それは全て五感を刺激する。

だから心地よい。

 

でもそれと同時に

それらは一時的な興奮状態を引き起こす要因でもある。

そしてそれを楽しいと人は言う。

興奮イコール楽しい。

 

全ては一時的な娯楽。

現実から逃げるための逃避。

確かにそれも必要な時があるけど、

多分自分にはあまりいらないのだと思う。

 

そんなことが面白いと思っていた時もあった。

でも20代前半であっという間に終わった。

色々なところに出かけて行っても虚しさが残るだけだった。

"fun" ー楽しい、と"happiness" ー幸福、

その二つは異なる心理現象なのだ。

 

やっぱり自分はIntravertedなのか・・・。

 

 

 

 

イラスト:MCL