ほとんどの人は音楽が好きなはず。
でも自然の奏でるシンフォニーに勝るものはない。
人の創り出した音楽は
主に人の感情に影響を及ぼす。
それを聞いて人は興奮したり、ウキウキしたり、悲しくなったり、
と激しい感情を呼び起こされることも多い。
でも自然の音楽は魂にじ〜んとしみこんでいく。
風の音と
水の音と
草の音と
虫の声と
鳥の声。
そこに言葉はない。
だから魂や潜在意識の中に入っていく。
言葉のない自然の音楽は魂を癒してくれる。
嵐の音でさえなぜか心を落ち着かせてくれる。
台風の夜にとてもよく眠れる理由はこういうことかもしれない。
自然の音に身を任せると
体の全ての細胞がやんわりとしてきて
緊張した体を解きほぐし
おしゃべりが止まない脳も静かになり
安心の境地となる。
人の創り出した音楽は複雑で素晴らしいものも沢山ある。
それに比べると自然の音楽はシンプル。
それでも自然の音楽の方が優れている。
人の魂と響音するのは自然の音。
人も自然の賜物だから。
魂と自然の音が一体となり、互いに語り合う。
そして互いの細胞が活性化する。