幸せというのは、一瞬であることが多いように感じている。
「このひとときの幸せ」とよく言われるように、やっぱり一瞬なんだ。
一瞬の素晴らしい奇跡。
それを見つけられる人が幸せな人。
生き方には2種類ある。
- 何気ない日々の小さな出来事を奇跡として捉える生き方。
- 全てはどうって事ない当たり前の出来事で奇跡など存在しないと捉える生き方。
さて、どちらが幸福度が増すだろうか?
日曜日はミントを収穫した。
ミントはこの辺では雑草でそこらじゅうに生えている。
もしミントとわからなければ邪魔者扱いで抜かれて燃やされる運命。
でもそれがミントだとわかる人には大切な資源。(お茶代が浮くよ〜!)
同じように、奇跡とはミントのように何か常に特別な事というわけではなく、
結構そこらじゅうに転がっているもの。
でも気づかないことの方が多い。
奇跡は見過ごしてしまいそうな雑草と同じなのだ。
ミシガンの夏の日の午後。
青緑色の香りに抱擁され
それが体内に入ってきて全身がミント色で染まり、
自身がミントになっていくような気持ちになった。
それは一瞬の幸せどころじゃあなく30分も続いた。
それは世の中の不幸を全部忘れさせてくれる時だった。
そしてその30分の感動が一日中続いてくれた。
それが奇跡。
奇跡はミントのようにそこらじゅうにあるもの。