上の動画はエリー湖に面するカナダオンタリオ州のある町の情景。
有名なナイアガラの滝から1時間ほど運転したところにある。
家々は凍った雪に包まれ、まるで彫刻のよう。
この辺は今も停電状態のまま。
既に運転禁止令が出ている。
日に日に死者の数も増えている。
こんな風になった時のために
日頃からの準備が必要なのだ。
いや、自分の住んでいる地域はもっと温暖な場所だから大丈夫!
と言われる方もおられるかもと思う。
でも気候はいつどのように変動するか完全には予測はできない。
だから準備が必要なのだ。
電気が通らなくなったらどうするか?
2週間ほど買い物に行けなくて食べ物があるのか?
薬などは常備してあるのか?
こういう備えは常識中の常識なのだ。
日本は今もコロナあり、天候悪化もあり、
それでもクリスマス、忘年会、新年会、旅行などで盛り上がっている人も多いようだ。
幸せな国だと思う。
しかし、そんなことを言っていられない人々は世界中にいる。
我が家はウクライナの電気も水もなく暗い日々を余儀なくしている人々や
いまだにキャンプ生活の難民の人々と心を共にするために、
節電に励み、余計な出費(クリスマスプレゼントとか・・・😅)も避けている。
照明は部分照明のみ。廊下とか電気は滅多につけない。
トイレに行くときはランプ。😅
彼らが頑張っているなら自分達も頑張れる。
もちろんこれは冬の光熱費を抑えるためでもある。
しかし、こんなことをやっているアメリカ人はほとんどいないだろう。
アメリカ人は常に快適でないと子供のように文句を言う人が多い。
忍耐力に欠ける人が多いのだ。
黙って耐える?ってそれってあまり見たことがないです。😰
彼らの節約とは・・・日本のそれとはちょっと異なる。
買い物の量を減らすとか安価なものを求めるとか、その辺は日本と同じ。
でも室内の温度を下げて電気代を削るとか・・
家の中が寒ければもう一枚はおるとか・・
靴下も2枚履くとか・・
カーテンにブランケットをかけるとか・・
待機電力とか・・・
彼らには考えられないことのようだ。
というか多分知らないんだと思う。
これをすると49%の無駄な電気量削減につながるのに・・・。
それで私も夜は電気コードをバシバシ抜いて寝ることにしていた。
ところが・・・インターネットに関しては12月からできなくなった。
階下の借主から苦情が出たのだ。
24時間つけておいてくれと・・・。😅
夜中にコンピューターを使うのですか?
時差を超えた地域との関連業務でもあるのですか?(ない!)
階下の借主は、子供たちが年中家にいることもあり、本人も家でリモート勤務なので、節電に協力をしてくれない。
余暇はカラオケ、テレビ鑑賞(一辺4メートルはある超大型のが三台もある!ついでに常に電流がそこに流れている状態!)!
とにかく電気代を消耗する趣味ばかり!
親もそれだし子供にも何も言わない!
昨日、下に用事があって行って驚いた。
使っている部屋は一つだけ。
でも全ての部屋に灯りがついていた。
トイレもだ。
子供たちは短パンにTシャツ姿。
暖房もガンガンに効いていてまさにそれは7月の温度!
全く考えていない・・・。😰
(しっかり教育してください!この母親は子供たちに怒るだけで教えない・・・。)
だから早速前回の電気代の詳細を確認することにした。
思った通り光熱費が先月と比べて倍以上に跳ね上がっていた。
よって1月の光熱費は上げさせていただく。
本当、ここに入る前に「片親家庭だし、すっごい切り詰めて生活するのには慣れてるの」なんて言っていたけど、やっぱり嘘だったのだ。
もし嘘でないなら、これが普通のアメリカ人の切り詰め方なのだ。
私の目から見るとどこも切り詰めていない。😅
子供たちは新品のトレンデイな服をたくさん持っているし、
(でも家の中には本の一冊もない!)
全く問題のない食べられる食材もさっさと捨てている!
噂には聞いていたけど、
アメリカの下級階層という人たちの生活様式の問題点に現在直面していて、
それに目を見張っている次第だ。
はっきり言って問題があるのは自分達のせい!
(みんながみんなそうというわけではないけど・・・)
既に彼らを助けるために莫大な税金が回っている。
そしてその予算は毎年膨れ上がるばかり。
しかし彼らが目を覚ますときは来そうもない。
よってこれ以上助ける気持ちも全く起きてはこない・・・。
無理。
アメリカはキリスト教国で、「互いに愛しあいさない」とか言うのが基本的な考え方なんだけど、その真義とは一体なんなのかと思うことは多い。
こんな国でそれをどうやって実践に移すか・・・それは難しいことだ。