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ミモザのアメリカ言いたい放題!

米国情勢下のダブルエコライフ

甘やかし文化

今朝の景色。

今朝10時の温度は華氏28度。つまり摂氏マイナス2度。

朝の8時は摂氏マイナス3度だったからちょっと暖かくなった。

 

日本も現在寒波がすごいらしいから、ここはまだまだいけるほうだ。

 

でも雪が積もり道路状況がよろしくないので学校は二日に渡り閉鎖。

明日もおそらく閉鎖だろう。

 

アメリカは雪がたくさん降ると学校はほぼ閉鎖になる。

雪に慣れている北国でもそれは同じ。

(仕事に行かないと行けない親は困る!)

道路の雪が除雪車によってクリアになっていても閉鎖。

それに除雪されていなくても、親が自家用車で連れていくか大型スクールバスが迎えにくるから通学には問題ないはずだけど閉鎖する。

理由は・・・・

 

学校側が親からの訴訟を恐れているから!

 

アメリカの親は可愛い我が子がバス停まで歩いていく途中で転んだりしたら学校を訴える!

でも・・・このバス停とは家の目の前のことが多い。😅

家の前までバスがくるんだよ!

それでも・・・その短い距離で転んで怪我をすることもあるとか・・・😅

油断禁物とか・・・。😅

当然たとえ近場でもこんな日に子供が歩いて通学なんて考えられない。

親が自家用車で連れて行く場合も、その途中で事故にでも遭えば訴訟ケースになる。

危険を冒してまで学校に連れて行くんだから閉鎖しない学校側が悪い!ということになる。

 

訴訟になればお金がかかる。

だから閉鎖にしたほうが学校側としたら安上がり。

 

そう全てお金の問題なのだ。

子供の安全とかいうのは表向きの理由。

 

そーゆーことでこの国は甘やかし文化が普通にまかり通っている。

小学生だって一人で買い物にも行けない。

店では必ず「親はどこ?」と聞かれる。

「子供を一人で買い物に行かせるなんてなんちゅう毒親か!?」と言われる。

おつかい?

あるわけない!

 

大人が「いつも」見張っていないといけない文化なのだ。😅

 

しっかり見張っていない時に事故があったりしたら児童保護法により親は裁かれこともある。

チャイルドネグレクトとか・・・😰!

子供が迷子?

これなんか大問題。😰

 

でも・・・1秒1秒しっかり見張るのは現実的には無理。

それにそうやって大切に大切に守られてきた子供が大人になるとどうなるのか・・・。

大した大人にはならない。

特に男子・・・😅

男子はちょっと怪我をするくらいでちょうどいいのだ。

でもこの甘やかし文化は消えそうにない。

よって、こんな生ぬるい環境で育った男子が将来のアメリカを背負って行くことに対する懸念がこの国にはある。

やっぱり、男子はトム・ソーヤのように生きることがいいのだ。

多少の危険を冒すことは当たり前で、それが彼らにふさわしい生き方だと思うのだ。

 

もっともアメリカは犯罪が多く危険な国であるから仕方がないと言えばそうだけど・・・

親への負担は大きい。

 

私は子供が4人もいるから、たった一人が病気でも残りの3人も連れて医者に行かなければならなかった。小学生の子供を家に置いて行くのは犯罪なのだ。

卵巣腫瘍破裂で緊急病棟に運ばれた時も、子供全員を病院に連れていかなければならなかった。寝ている子供を無理やり起こして連れていった。

だって夜の夜中に子守りを頼めないでしょ?

母親がお腹を押さえて痛みを堪えている姿を見て子供たちは心配顔を隠せなかった。

 

でも・・・・

家族がそばに住んでいない人はどうすればいいわけ???

 

子供を守るためには親がしっかり見張っていないといけないのだ。

それほどまでに危険な国ということか・・・。😰

 

それに比べれば日本は安全。

ニュースで事件が大きく取り上げられているけど・・・それでもアメリカに比べれば何百倍も安全な国だ。

 

ちなみに米国にある日本人子弟のための補修校は閉鎖しない。

で・・・やっぱり親は文句言ってます・・・。😅

 

日本の長野県はここよりすごい雪!

でも生徒は歩いて通学してますね。

たくましい!

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イラスト:MCL